次は「首相官邸なう」のつぶやきが?(29日)
ブロガー・さとなお氏(@satonao310)が鳩山由紀夫首相との会食をTwitterで実況したことが話題になった。
会食のきっかけは、鳩山首相がさとなお氏のブログ「さなメモ」の読者であったことから。さとなお氏は首相にTwitterに興味を持ってもらおうと、断りを入れた上で実況中継を行なった。
首相はTwitter自体の存在は知らなかったが、実際に書き込む姿や返信を見てもらったり、オバマ大統領も使っているということを知って興味を持ったという。
さとなお氏への返信を鳩山首相が読んでいると知ったユーザーは、「鳩山さんもついった~やってください! 官邸なう。とか」「首相官邸でも、Twitter活用を!」「国の広報にソーシャルメディアの活用を是非」などのメッセージを送った。
また、今回の実況への反響の大きさを目の当たりにしたさとなお氏は、自身のブログで次のように感想を述べている。
「予想した以上に大騒ぎになっていて(みんなが喜んでいて)少し焦ると同時にちょっと感動した。それだけみんな、国のリーダーの「血が通っている生身」を知りたいということ(マスコミが暴く姿みたいのではなく)。同じ時間に同じ人間として「つながっている」感覚を持ちたいということ。この切望感にオバマは気づいている。鳩山さんにも気づいてほしい。また機会があったらしつこくお伝えてしてみよう」
広瀬香美さん、Twitter発ソング第二弾「ビバ☆秋葉原」を公開(30日)
30日、アーティストの広瀬香美さん(@kohmi)が、新曲「ビバ☆秋葉原」を、自らのブログ「心とろける音楽の時間」で公開し、話題を呼んだ。
Twitterをスタートした際にユーザーが親切にTwitterの使い方を教えてくれたことから、8月にTwitterに関する楽曲「ビバ☆ヒウィッヒヒー」を公開した広瀬さん。今回も、多くのユーザーから秋葉原について教えてもらったことから「第二弾やってみる?」という流れになり、話が出てからたった4日間での公開となった。
曲を聞いたユーザーからは「気持ちイイメロディ」「意外なテクノ歌謡曲でした」「中毒性がある」「声を結構いじっててVOCALOIDみたい」などの声が出た。
また、Twitter上で絶賛していた「週刊アスキー」や、取材時につぶやいていた「リナカフェなう」や「ラーメンじゃんがら」「コトブキヤ」など、秋葉原らしい単語が散りばめられた歌詞に「グッときた」「味わいがある」「濃すぎ」などの声が挙がった。
今回までの2曲を「ビバ☆シリーズ」と銘打ち、「この冬は、ビバアルバム!希望!」と本人が投稿すると、「ビバ☆リーヒルズ」「ビバ☆勝間和代」「ビバ☆北千住」など、次の曲を予想するユーザーもいた。「ビバ☆秋葉原」は10月7日には着うたとして配信される予定で、今後iTunesでの配信も検討されている。

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