さらにはサラウンド音声で楽しむ
今回はあまり音が出せない環境でBDの再生を楽しむ場合にオススメの機器を、もう1つ紹介しておく。それがビクターの「SU-DH1」である。
このSU-DH1は手のひらにスッポリとおさまるサイズながら、S/PDIF経由で入力された5.1/6.1chのデジタルサラウンド音声を、バーチャルサラウンドに変換。普段使っているヘッドホンを繋ぐだけで、サラウンド環境を実現するというものだ。
3年前に発売された製品ながら、音声フォーマットとしてドルビーデジタルやDTSのみならず、デジタル放送のAACにも対応。さらにどんなヘッドホン/イヤホンでも繋がるので、専用のサラウンドヘッドホンにありがちな大層な感じがしないのもうれしい。
もちろん定位感や後ろから音が来る感じは、本物のマルチスピーカーには叶わないが、ヘッドホンで手軽にサラウンド環境を楽しめるという意味では、今でも価値ある製品だ。
そんな風に会社でBDを再生する環境を用意できたワタシではあるが、それとは関係なく今週末は法事で実家に帰らないといけなくなった。ついでに色々と面倒な用事があって、3日ばかり留まらないといけないらしい。
またもや録画データををどう消費するかという難問に襲われたが、今週末の帰省ではプレイステーション3(PS3)を持って帰るという選択を取った。PS3ならばDVD-RAM以外のほとんどのBD/DVDディスクが再生できるし、ついでにゲームもできると。
ところがリュックに入れて試しに背負ってみたら、さすがに約5kgの初期型PS3は超重い。さらにノートPCなどを加えた装備で(実家でも仕事をする必要があるのだ)、電車に乗るのは苦痛だろう。でも録画を貯め込まないためには頑張らないとね……。とはいえ、やっぱ辛いから年末年始の帰省時までには、軽量化された新型PS3の購入を検討している。
といったところで、また次回。ちなみに前回欲しいと書いたRD-1004Kはすでに注文済。もちろん今後レポート予定である。あと本当は会社ではちゃんと仕事しているということは、一応念を押しておきたい。
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