auはすぐにメモできるのが特徴的
auのケータイはメモがとても簡単。なぜなら「クリアキー」がメモ機能を起動させるキーでもあるからだ。待受画面でクリアキーを短押しすれば、メモのメニューが現れる。ボイスメモも一緒なので録音も簡単だ。
このメモ機能はとてもシンプルで、分類機能などはない。しかし「サブメニュー」を見てもらえれば「データコピー」や「Eメール添付」「赤外線送信」「カレンダー登録」と、ドコモ端末と同様にひととおりの機能を持っている。
メモ機能が特に強い「K002」
auの中でも京セラ製端末の「K002」は特にメモに強いので取り上げた。
まずクリアキーを押してメモを開く。他のau端末と同様に通常のメモ機能は搭載しており、ここで何らかのメモを入力する。さらにサブメニューを開くと「ペタメモ登録」がある。これはN-09Aのデスクトップ貼付に似たもので、「アイコン+メモ」を待受画面に最大6件まで表示できる。
さらにもうひとつ「すぐ文字」という機能がある。待受画面中に10キーのどれかを押してみる。普通の端末では電話番号入力画面で数字が表示されている状態になるのが、K002では下半分に数字、上半分に「すぐ文字」画面が現れて、文字の入力を進めることでメモとして登録できる。
つまりK002ではメモを取り始めるのに、何らかの操作を最初にする必要がないというわけだ。とにかくすぐにメモしたい人にはありがたい。
ソフトバンクのメモ機能も
主な機能をほぼ網羅
ソフトバンク「935SH」ではメインメニューの「ツール」内にある「文書/録音」を選ぶと「メモ帳」がある。メモ機能自体はシンプルで、メールで送信を選ぶと、そのメモの内容を本文にするか、添付テキストの形にするかを選べる。
また「ちょこっとメモ」という機能もある。ここにはメモを「待受画面に貼る」機能がある。ほかにも「ツール」→「PIM/生活」→「予定リスト」を選ぶとToDo形式のメモも利用できるので、ソフトバンク端末も十分メモ機能を活用できる。
ケータイのメモ機能をあらかじめよく知っておくことで、いざというときに重要な情報を保存し損ねないようにしてほしい。
この連載の記事
-
第18回
スマホ
ケータイコンテンツの主力商品になった電子書籍を見る -
第17回
スマホ
今のケータイで撮れる動画ってどうなの? -
第16回
スマホ
あなたは「通話」機能を本当に使いこなしている? -
第15回
スマホ
本格的に楽しめるケータイ動画が今花開いている! -
第14回
スマホ
ケータイのアラームで作られる日本の朝 -
第13回
スマホ
ケータイの進化でフルブラウザは“使える”ようになった -
第12回
スマホ
いまどきのおサイフケータイを改めて整理 -
第11回
スマホ
ケータイのBluetooth、たまには機能をオンにしたい -
第10回
スマホ
紙の手帳よりケータイのスケジュール帳 予定をサクッと管理 -
第8回
スマホ
もうケータイのメールは馬鹿にできない! - この連載の一覧へ