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ガラパゴスケータイの機能徹底絞り出し 第9回

かなり強まったケータイの「メモ」機能

2009年09月21日 16時00分更新

文● 小林 誠/ゴーズ、ASCII.jp編集部

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K002

au「K002」

auはすぐにメモできるのが特徴的

 auのケータイはメモがとても簡単。なぜなら「クリアキー」がメモ機能を起動させるキーでもあるからだ。待受画面でクリアキーを短押しすれば、メモのメニューが現れる。ボイスメモも一緒なので録音も簡単だ。

 このメモ機能はとてもシンプルで、分類機能などはない。しかし「サブメニュー」を見てもらえれば「データコピー」や「Eメール添付」「赤外線送信」「カレンダー登録」と、ドコモ端末と同様にひととおりの機能を持っている。

auの端末はクリアキーを押すことで、左画面のようなメニューが現れ、すぐにメモを入力する状態にできる

メモ機能が特に強い「K002」

 auの中でも京セラ製端末の「K002」は特にメモに強いので取り上げた。

 まずクリアキーを押してメモを開く。他のau端末と同様に通常のメモ機能は搭載しており、ここで何らかのメモを入力する。さらにサブメニューを開くと「ペタメモ登録」がある。これはN-09Aのデスクトップ貼付に似たもので、「アイコン+メモ」を待受画面に最大6件まで表示できる。

ペタメモは待受画面に貼り付けられるメモ機能。1行だけだがメモの内容が表示されるので、ど忘れしたくない情報を記しておくのに便利

 さらにもうひとつ「すぐ文字」という機能がある。待受画面中に10キーのどれかを押してみる。普通の端末では電話番号入力画面で数字が表示されている状態になるのが、K002では下半分に数字、上半分に「すぐ文字」画面が現れて、文字の入力を進めることでメモとして登録できる。

K002では待受状態で10キーを押すことで即文字入力の状態になる。ここで入力した文字列は検索やメールの本文入力、メモ機能などに移行できる

 つまりK002ではメモを取り始めるのに、何らかの操作を最初にする必要がないというわけだ。とにかくすぐにメモしたい人にはありがたい。

935SH

ソフトバンク「935SH」

ソフトバンクのメモ機能も
主な機能をほぼ網羅

 ソフトバンク「935SH」ではメインメニューの「ツール」内にある「文書/録音」を選ぶと「メモ帳」がある。メモ機能自体はシンプルで、メールで送信を選ぶと、そのメモの内容を本文にするか、添付テキストの形にするかを選べる。

 また「ちょこっとメモ」という機能もある。ここにはメモを「待受画面に貼る」機能がある。ほかにも「ツール」→「PIM/生活」→「予定リスト」を選ぶとToDo形式のメモも利用できるので、ソフトバンク端末も十分メモ機能を活用できる。


935SHも標準的なメモ機能を持つが、そのほか「ちょこっとメモ」では待受画面上のウィジェットの1つとして、メモを貼り付けられる


 ケータイのメモ機能をあらかじめよく知っておくことで、いざというときに重要な情報を保存し損ねないようにしてほしい。

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