番組録画は番組表からシンプルに
番組の録画はシンプルだ。リモコンのツールボタンを押して、現在視聴している番組を録画するか、番組表から録画したい番組を選択する。
録画できるのは、スカパー!HDはもちろん、従来のSD画質のスカパー!、地デジと、SP-HR200Hで視聴できるものは基本的に録画できる。むしろ録画できるか否かは、番組によって異なっており、番組詳細で録画アイコンに斜線が入っている録画禁止の番組は録画できない。
なお、録画中はその番組が終わるまで操作を受け付けなくなり、本体の電源ボタンでしか停止できないのが少し不便なところ。とはいえ、予約録画設定は、番組表から選ぶだけでワンタッチで予約でき、予約時には開始時刻や終了時刻を早めるなどの微調整も分単位でできるため、番組のオープニングからエンディングまで確実に録画したいというユーザーのニーズにも応えられる。
番組再生はサーバを選ぶだけ
録画した番組を視聴するときは、リモコンの「タイトルリスト」ボタンを押すと、ネットワーク内のサーバが「サーバリスト」として表示されるため、ここからフォルダを選択して番組を選んでいく。
録画に関しては、1台のみしか設定できないが、参照に関しては複数のサーバを選択できるため、後述の地デジチューナーとの連携なども行なうことができる。HVL1-G500の場合には、HVL1-xxxxxx(xxxxxxは固有の番号)として表示されるため、リモコンで選択し「Video」フォルダを開くと、「Genres」「Date(Year/Month/Day)」「All Video」「Albums」のフォルダが表示される。
「Genres」はジャンル毎に番組を整理して表示するフォルダで、「ドキュメンタリー/教養」や「バラエティ」など番組のジャンルによってフォルダ分け表示がされる。
「Date(Year/Month/Day)」は年、月、日によってフォルダ分けされる表示だ。「All Video」はすべての番組を表示、「Albums」はどうやら、HVL1-G500にデータをムーブしたときに使われるフォルダらしく、アイ・オー・データ機器の地デジチューナーから番組をHVL1-G500にムーブすると、同社の地デジ視聴ソフト「mAgicTV」の名前が表示された。
番組一覧は、先頭に放送とは別のアイコンが付き、タイトルと録画日時が表示される。リモコンの青ボタンを押すと、タイトルの昇順/降順、録画日時の昇順/降順でリストの表示が切り替えられる。
また、赤ボタンを押せば番組を削除することもできる。番組を選んで決定ボタンを押せばすぐに再生が開始される。ネットワークに繋がっているとはいえ、反応スピードは速く約4秒で番組の再生が開始されるのは使っていて心地よい。
リモコンのカーソルキーがそのまま再生・一時停止、早送り巻き戻し、スキップになっており、早送り巻き戻しは音声が出ないが、4段階の早さで行なうことができる。さすがに、早送りに関しては反応速度にもたつきが見られるが、操作性は良好な印象だ。