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GIZMONレンズであれこれ撮ってみました

北京で、魚眼で、iPhone──外部レンズの誘惑

2009年09月11日 17時00分更新

文● 塩澤一洋(成蹊大学法学部教授)

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狭い場所でもフィッシュアイは大活躍

 長城にはところどころ、若干広く、高くなった部分がある。監視台のような場所だ。その中で角に背中を付けて、フィッシュアイレンズで撮影してみた。高い城壁に囲まれた様子を全部写し込むことができる。横の人は、まさか自分が写真に含まれているとは思っていないだろう。

狭い場所でも全景をフレームに入れられるのは、フィッシュアイのメリットだ

 長城には世界中から国賓級の方々も訪れる。そんなときに応接する場所が「国賓接待室」。その正面入り口の真ん前に立ち、フィッシュアイレンズを付けたiPhoneを構えると、入り口全体を写すことができる。

入り口も迫力ある構図でバッチリ収められる

 また、フィッシュアイレンズは部屋の中で使うのも楽しい。中国と言えば料理を囲む円卓。万里の長城から北京に戻ったあとで、会食の席を撮影してみた。

 食事が運ばれるまでの間に、私が撮った写真を13インチMacBook Proのスライドショーで、北京大学の先生方に見せているところである。みなさんの表情までしっかり写り、和やかな雰囲気が伝わってくる。

円卓もすべて入る

 北京の中で著名な場所といえば「故宮」、「紫禁城」である。明王朝、清王朝の皇宮跡として、世界遺産に登録されている。ここを訪れたときは、あいにく北京らしい曇り空。撮影した写真のできばえは芳しくないので、数枚だけ掲載しよう。いずれもフィッシュアイレンズを付けて撮ったものだ。

 次は「ワイド&マクロレンズ」のマクロの威力について書こう。

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