iPhone vs Android&Windows Mobile連合軍 アプリで対決 第3回
iPhone&Android&WMアプリ 【3日目】は動画/画像系だ!
2009年09月11日 18時00分更新
電子書籍リーダー
iPhoneやAndroid端末のようなスマートフォンを、電子書籍リーダーとして活用しようとする試みは比較的早い段階からある。国内では商用コンテンツはまだケータイが中心だが、「青空文庫」用ソフトを始め、実用的なアプリも登場し始めているところだ。

iPhone用アプリ

ebiReader 1.0.1.0
作者:イーブック イニシアティブ ジャパン
価格:無料
eBookJapanが販売する2万点近くの漫画を含む電子書籍をダウンロード購入して読める。アプリケーション自体は無料だが、作品は個別に課金される。作品はダウンロードしてから表示するので、実際に読むときにはオフラインでもいい。またコンテンツはPCからも購入および閲覧でき、購入した作品はウェブ上の本棚に記録され、それらの作品をiPhoneで読むといったことも可能だ。

青空読書 1.1.0
作者:トライフィートソフトウェア
価格:230円
著作権が消滅した作品などを中心に、収録・配布している電子図書館「青空文庫」に登録されている作品をダウンロードして縦書きで読むことができる。また、ユーザー自身がWebサーバーを立てて作品をアップロードしておくことで、青空文庫以外の作品も利用できる。作品のフォーマットはTXT、JPG、PNGファイルに対応。ZIPで圧縮されたファイルにも対応する。

SkyBook Lite 2.0.1
作者:aill
価格:無料
青空文庫で提供されている作品を30件(作家8名)までダウンロードして読める。有料版(450円)なら無制限にダウンロードが可能。そのほか有料版との違いとして、選択できるフォントや背景画像が少なく、起動時にアラートが出るほか、青空文庫以外の文書を読むことができないといった点などがある。

Android用アプリ

青空文庫 for Android 0.43
作者:Aoi
価格:無料
青空文庫の作品の中から夏目漱石や宮沢賢治などの500作品をネットワーク経由で簡単にダウンロードして読むことができる。現時点では作品リストがずらっと並んでいるだけで、またルビ表示や縦表示などにも対応していないが、読んでいる作品の途中にしおりを挟んだり、背景・文字色やフォントサイズの変更などの機能はすでに搭載されている。今後に期待のソフトである。

Windows Mobile用アプリ

青空子猫 1.51
作者:catproject / K.Akiyama xx
価格:無料
青空文庫の作品を別途ダウンロードしておくことで、縦/横書きいずれでも閲覧することができる。ソフト内からの作品のダウンロードには対応していないが、その代わりに青空文庫以外のテキストファイルでも同様に閲覧できるので、たとえばWebサイトの記事などをテキストファイル化して、じっくりと読むといった使い方にも対応する。全画面表示、フォント種類・サイズ・太さ、行間などの設定が可能で、青空文庫のファイル形式であれば、ルビにも対応している。

ぶっ君 1.1.4.21
作者:mikiofuku
価格:無料
電子書籍サイトの中で無料で作品の一部もしくは全部が読める、つまり「立ち読み」できるものを探してダウンロードして閲覧できる。なお、実際の閲覧はそれぞれの電子書籍に対応した他のアプリケーションが必要となる。「電子書店パピルス」や「W+Book」などに対応。また、立ち読みで内容が気になった場合には、購入ページに移動することができる。ちょっと時間が空いてしまたというときに立ち読みで読みたい本を探すという目的に適している。
4日目は地図やナビ、グルメ情報など、地域の情報を入手するのに便利なソフトを中心に紹介予定です。

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