手ブレ補正と画角の変化
動画撮影をしてて気付いたのが、E-P1の動画設定の中に「ムービー+静止画記録」という項目があること。これをオンにしておくと動画記録終了時にシャッターボタンを押すと動画の最後に静止画が記録される。
後でデータ整理がしやすいのだが、再生画面を見ていると静止画と動画の写る範囲が違う。動画のほうが写る範囲が狭いのだ。試しにカメラを三脚に固定したまま撮影モードを切り替えてみると、静止画のモードから動画になった瞬間に液晶に写るライブビューの画像が一回り大きくなる。動画だと画角が狭くなる? と考えつつ説明書を良く見てみたら原因は手ブレ補正機能にあった。
E-P1の静止画撮影時にはボディ内蔵の手ブレ補正機能が働き、動画でも同様に手ブレ補正が効くのだが、実はこれ、静止画での素子のシフト方式とは違い、電子式の手ブレ補正になる。
ビデオ編集ソフト等で手ブレ補正をしたことのある人ならわかると思うが、画面の中から切り出しを行なうことになるためトリミングされてしまう。静止画と同じフレーミングで動画も記録したいなら手ブレ補正機能はオフにする必要があるわけだ。
うかつにも全てのカットを便利だからと手ブレ補正オンのまま撮影してしまった。まぁ、動画モードに切り替えてる時点でライブビュー表示も拡大されているのでフレーミングに問題はないので良しと考えておく。
(次ページに続く)
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