昨今の新型インフルエンザの流行で、会議や出張の予定が中止・延期されるケースも少なくないだろう。パンデミック対策の一環として挙げられる遠隔会議システムは、便利ではあるものの導入コストの高さや運用の手間でなかなか普及していないのが実情だ。
そんな遠隔会議が手軽に行なえるソフトウェア「IP会議ホンマネージャー KX-NCS710N」がパナソニック コミュニケーションズから9月17日に発売される。同社のIP会議ホンシステム(ハードウェア)「KX-NT700N」専用アプリで、システムを遠隔地同士で接続すると、連動してUSBケーブルで接続したPCのアプリケーション(KXNCS710N)が起動。相互のPC画面に映像が表示されるほか、PC画面の共有や通話履歴などの確認も行なえる。従来のように、相互接続が確立してから共有アプリを起動したり、相手のIPアドレスを電話やメールで確認、といった手間がなく、操作手順を覚える必要もない。
対応OSはWindows XP。価格は2万9715円(税込)。ハードウェアKX-NT700Nは、1台あたり15万8000円(税別)となる。
