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検証結果とともに、作業手順も公開

HDE、Hyper-V上でメールセキュリティ製品の動作検証

2009年09月07日 07時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月4日、HDEは同社のメールセキュリティ製品「HDE Secure Mail」および「HDE Mail Cop」をWindows Server 2008 R2の仮想環境Hyper-V上で動作させた検証の実施を発表した。

 HDE Secure MailはS/MIMEやメールの暗号化や誤送信防止、などを実現するサーバ型メールセキュリティソフト、HDE Mail Copは宛先間違いや敬称のつけ忘れなどを防ぐため、サーバ側でいったん保留し、確認を促すゲートウェイ。両者ともLinuxベースであるため、これまではWindows上では動作しなかったが、Hyper-V実装により、動作保証外ながらも動作が可能になった。これを受けて、HDEは今まで対応済みのVMware ESX、VMware Serverに加え、Hyper-Vへの対応も推進する予定。年始のマイクロソフトとレッドハットの提携により、両者のハイパーバイザ上でのOSの動作が今後進展することも見込まれるため、今回の動作検証につながったという。

Hyper-V上での動作を検証したHDE Secure Mail

 具体的には、Xeon 2.8GHzのサーバ機のHyper-V上にRed Hat Enterprise Linuxを載せ、HDE Secure MailおよびHDE Mail Copの各アプリケーションを動作させた。インストールや設定の具体的な構築手順や動作性能をまとめた資料は、同社のWebサイトから請求できる。

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