このページの本文へ

買う前に知っておきたいWindows 7のアレコレ特集 第1回

どれを買えばいい? Windows 7エディション全部解説

2009年09月02日 18時00分更新

文● 二瓶 朗

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

XP/VistaからWindows 7へのアップグレードは?

 パッケージ販売されるWindows 7の3エディションはすべて「アップグレード版」が発売される。価格は以下のとおり。

  • Windows 7 Home Premium :1万6590円
  • Windows 7 Professional :2万7090円
  • Windows 7 Ultimate :2万8140円

 ただし、既存環境に上書きする「アップグレードインストール」には条件がある。それは「アップグレード対象OSはWindows Vistaのみで、32/64bit版が変更なし」であることだ。

 まず、Windows XPやそれ以前のWindowsでは、Windows 7へはアップグレードインストールできない。ただしXPの場合、アップグレード版を購入して新規インストールすることは可能だ。またVistaユーザーでも、32/64bitシステムが同一でなければアップグレードインストールはできない。つまり、Vista 32bit版からアップアップグレードしようとするなら、Windows 7も32bitになるということだ。

 さらに、Windows VistaのエディションによってもアップグレードできるWindows 7のエディションが限定される。単純に言えば、「Ultimateにはどのエディションからでもアップグレードできる。それ以外は同じエディションのみ」となる。下に表を示す。左が移行元のVistaのエディションで、上は移行先のWindows 7のエディション。○ならアップグレードインストール可能となる。

7 Home Premium 7 Professional 7 Ultimate
Vista Home Basic ×
Vista Home Premium ×
Vista Business ×
Vista Ultimate × ×

 一方でパソコンメーカー各社は、すでに発売されているWindows Vista製品に、パッケージ版を購入するよりも安価でWindows 7にアップグレードできる「優待アップグレード」を設定している。次項では各メーカーの優待アップグレードについて解説する。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン