再起動前にUSBメモリーを抜く必要あり!?
Bootable USBは、インストールメディアからUSBメモリーにデータをコピーするだけでなく、そのUSBメモリーからインストーラーを起動できるように設定も行なう。ちなみに32bit版のVistaからでも、64bit版Windows 7のインストールUSBメモリーを作成できた。
Windows 7のインストールが始まり、必要なファイルがHDDにコピーされると、インストール処理の途中で再起動される。注意すべき点は、この再起動のタイミングでインストールUSBメモリーを抜かなくてはならない場合がある。そうしないと、再びインストールUSBメモリーから起動してしまい、インストール処理が続かなくなる。
筆者の実験では、USBメモリーを抜く必要のあるなしは、BIOSによって挙動が異なるようで、抜かなくてもインストール処理が継続できた環境もあった。
★
Bootable USBを使うと作成環境が限定されたり、再起動時にUSBメモリーを抜いたりと、多少面倒な点もある。しかしインストール時間は短くなるし、光学ドライブなしでもインストールできるなど、USBメモリーでのWindows 7インストールは利点も大きい。試してみる価値はある。
もっとも一番話が早いのは、マイクロソフトがUSB版のWindows 7インストールメディアを、DVD並みの価格で販売してくれることだ。あるいはマイクロソフト謹製の、USBインストーラー作成ツールでも提供してくれればよいのだが……。
この連載の記事
-
第5回
PC
既存周辺機器&ソフトのWindows 7互換性情報 -
第4回
PC
32bit vs 64bit Windows 7を入れるならどっちだ? -
第3回
PC
ネットブック専用? Windows 7 Starterは何が違う -
第1回
PC
どれを買えばいい? Windows 7エディション全部解説 -
PC
買う前に知っておきたいWindows 7のアレコレ特集 - この連載の一覧へ