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連休の渋滞回避はコレ! カーナビ購入ガイド 第5回

どのPNDが買い? 使い勝手を試した【レビュー編】

2009年09月03日 12時00分更新

文● 真鍋裕行

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行きの車中で3機種を酷使!

 取り付けが終わったところで、スイッチをオンにする。起動が最も速いのはnav-uで、他の2台は同等だった。そして、目的地の三浦海岸をセット。すると、ルートは高速に乗ってから一般道を通るという、3モデルとも同じルート探索だった。目的地までの所要時間は、nav-uが最も速く予想し、Driv Traxが最も時間が掛かると予想した。

 結果から先に書いてしまうが、予想時間と実際の到着時間が最も近かったのは、Air navi。その誤差は、10分程度だった。検索スピードは、どれも不満がないレベルだが、ここでもnav-uが早くルート検索を行なえた。

nav-uは6.1インチの大型モニターを採用。カラーもきれいで見やすく、すべてタッチパネルでの操作なので便利だ

 目的地設定が終わったところで、ドライブ開始。nav-uとAir naviは、モニターが大型なので、クルマの揺れが強いときは、どうしても本体が揺れるように感じる。両モデルとも本体が400~500gと、他のモデルの2倍近くあるのでしょうがないのだが。一方のDriv Traxは、しっかり固定されていた。

Driv Traxは小型モニターなので、携帯性に優れるがタッチパネルの操作性は他に比べてやや劣る

 意外にも横浜の市街地は空いていて、ルートが変ることもなく高速へ入る。最初は、トンネルが数ヵ所あるのだが、どのPNDも自車位置をしっかり測位していた。高速も空いていて、問題なく三浦海岸の最寄インターチェンジまで到着。そこから一般道を5kmほど走れば目的地に到着するのだが、ここで渋滞が発生していた。

 どのモデルも海岸線沿いの渋滞している道を通るルートを選択しているので、脇道へそれてみた。ナビ画面を見ると、この脇道を通ると距離は長くなるようだが、海岸線の国道を通らなくてすむ。案の定、道は空いていたが、案内ルートから外れてしまったので、どのナビもリルートしている。一番早くリルートできたのはnav-u。だいぶ遅れてAir naviもリルート完了。Driv Traxはリルートが間に合わず、その前に元の道に戻ってしまった。そうして目的地に到着し、後半の3台にバトンタッチした。

(次ページへ続く)

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