最近のノートPCはワイド液晶搭載モデルが増え、それに合わせてプロジェクターも「ワイド対応」という新製品が増えている。もちろん、単にワイド対応というだけでは買い換えへの訴求が低いためか、「エコ」「省電力」といったキーワードも最新ビジネスプロジェクターの定番になりつつある。
NECディスプレイソリューションズが27日に発表したビジネス向け液晶プロジェクター“ビューライト”シリーズ7製品は、最大3500ルーメンという高輝度と、待機時の消費電力が0.6Wの省電力が特徴だ。液晶パネルの表示解像度はXGAもしくはWXGA(1280×800ドット)で、解像度変換により最大UXGA(1600×1200ドット)の入力信号も表示可能となっている。
エコの観点では、省エネモード「ランプエコモード」を用意しており、低消費電力での動作が可能(輝度は70~80%に低下)。このモードでは通常モードに比べて削減される二酸化炭素排出量を表示する「カーボンメーター機能」も備える。また、このモードを使うことでランプ交換時間の目安も最大5000時間(通常では4000時間)に延長することが可能だ。
そのほか、「NP610SJ」「NP510WSJ」では、約0.9mの距離で60型の投射が可能な短焦点レンズを採用。壁までの距離が短い会議室など、狭い空間でも大画面表示が可能となる。そのほか、各製品の価格や発売時期は上記一覧表を参照いただきたい。