富士通テン(ECLIPSE)
AVN
イクリプスのHDDカーナビ「AVN」シリーズは、4モデルがラインナップされている。その中でもハイスペックモデルとなるのが、フルセグ地デジチューナー内蔵の2DINタイプ「AVN779HD」、フルセグ地デジチューナー内蔵のインダッシュ+1DINタイプ「AVN978HDTV mk2」、ワンセグ地デジチューナー内蔵のインダッシュタイプ「AVN078HDTV mk2」の3機種。「AVN669HD」は、フルセグ地デジチューナー内蔵の2DINタイプだが、5.1chサラウンドデコーダが省かれている。
ナビゲーション機能は、どのモデルもほぼ同等。イクリプスならではの渋滞探索アルゴリズムは、HDDに蓄積されている渋滞データベースや、曜日や時間ごとの交通データを駆使して最速ルートを案内してくれる。特徴的なのは、15分単位で目的地までの道路状況を考慮されており、細かいルート設定を行なうことができることだ。また、日付や時間帯などを学習しながら走行データを取るので、走れば走るほど渋滞回避の性能も上がるのだ。
ハイエンドモデルらしいAV機能も持ち合わせていて、5.1chのサウンドデコーダーは、データに記録された音源を忠実に再現し、リアルな立体音場を再現する。加えてワイドVGAのモニターは、鮮明な色表現を可能にし、最先端のプロセッサにより常に映像補正を加え最適な映像を提供してくれる。
実売価格は「AVN779HD」が19万~24万円、「AVN978HDTV mk2」が21万~28万円、「AVN078HDTV mk2」が約19万円、「AVN669HD」が13万~19万円。
主なナビ機能
- 渋滞考慮探索
- 迂回探索
- ルート学習
- オンルートスクロール
- 提携・車種別駐車場検索
- VICS道路塗り分け案内
- 事故多発地点アイコン表示
- 立体、地下駐車場案内
- 3Dハイブリッドセンサー
- アルティマ・エンジン
- フロント、バックカメラ対応など
その他の機能
- 7型WVGAモニター
- タッチパネル
- HDD
- スリートップメニュー
- 地デジフルセグ
- ワンセグ
- 対応ディスク:DVD、CD
- 対応フォーマット:MP3、WMA
- iPod対応
- Bluetooth
- USB
- 盗難抑止機能など
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AVN Lite
「AVN Lite」シリーズは、ライトな感覚で簡単に使えるメモリーナビゲーション。ラインナップは2機種で、ともに2DINタイプとなる。「AVN119M」は、ワンセグチューナーを内蔵したベーシックタイプ。一方の「AVN339M」は、フルセグチューナー内蔵で地デジに対応したエンターテイメントタイプと位置づけられている。
Liteシリーズの名の通り、複雑化しやすいカーナビを簡単に操作できるを目的としている。タッチパネルの文字は大きく、シンプルな配列となっているので、間違って他の項目に触ってしまうという誤操作をすること少ないだろう。特に、よく使用するボタンは大きくなっているので、誰でも扱いやすい。
簡素化されたAV機能といっても、エンターテイメントタイプならフルセグの地デジを視聴することもできるし、DVDの再生も楽しめる。オーディオではiPodと接続することもでき、MP3やWMAファイルの再生も可能なので、ドライブ中の車内を演出するには十分だ。
実売価格は「AVN119M」が5万~7万円、「AVN339M」が9~11万円だ。
主なナビ機能
- 複数ルート同時検索
- 自動再探索
- 規制データ
- 2画面表示
- 3Dイラスト拡大図
- SA/PA通過予測時刻
- FMVICS対応
- ケータイリンク
- ロケーションサーチなど
その他の機能
- 7型WVGAモニター
- タッチパネル
- SDカード
- 地デジフルセグ(AVN339M)
- ワンセグ(AVN119M)
- 対応ディスク:DVD(AVN339M)、CD
- 対応フォーマット:MP3、WMA(AVN339M)
- iPod対応
- FM、AM
- B-CASスロット本体内蔵(AVN339M)など
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