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低電圧メモリでPCをエコ化できるか?

2009年11月21日 20時00分更新

文● 石井 英男

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ノートPCのバッテリー駆動時間は増えるのか?

 今度は、ノートPCでも検証を行なってみた。こちらは、ワットチェッカーで消費電力を計測するのではなく、バッテリーベンチマークソフト「BBench」を利用して、同じ条件(バックライト輝度最低、10秒ごとのキー入力および1分ごとのWebサイト巡回を行なう)でのバッテリー駆動時間を計測してみた。ノートPCには、パソコン工房のハイスペックノートPC「Lesance BTO CLG628 TYPE-G」を利用した。計測は3回行ない、その平均を結果として使うことにした。

検証にはパソコン工房の「Lesance BTO CLG628 TYPE-G」を利用した。直販価格は12万9980円

底面のカバーを外すと、SO-DIMMスロットが現れる

標準で装着されていた2GB SO-DIMMを取り外す

代わりにGeILの低電圧版SO-DIMMを装着する

 その結果、通常電圧版の2GB SO-DIMMを2枚装着した状態(出荷時状態)のバッテリー駆動時間は2時間37分だったのに対し、低電圧版SO-DIMM装着時のバッテリー駆動時間は2時間39分となった。割合にすると約1%しかなく、誤差の範囲ともいえるので、はっきりと駆動時間が延びたとは言い難い。そこで、バッテリーを外して、ACアダプターを繋ぎ、ワットチェッカーでアイドル時の消費電力を比べてみたが、通常電圧版も低電圧版も28~29Wで違いはなかった。Lesance BTO CLG628 TYPE-GのBIOS設定画面には、メモリ電圧に関する項目が用意されておらず、先ほどのデスクトップPCでの検証結果もあわせて考えると、GeILの低電圧版SO-DIMMを装着しても、メモリの動作電圧は1.5Vのままで変わっていない可能性が高いと思われる。

バッテリー駆動時間(単位:分) better→

大きな差はないが、少しでも消費電力を下げたい人に

 GeILのGreen SeriesのDDR3 DIMMは、通常のDDR3メモリよりも動作電圧を0.2V下げた、低消費電力仕様の製品だが、それによって削減できる消費電力はせいぜい数Wだ(予想通りの結果ではあるが)。ただし、今回はメモリ2枚差しだったが、4枚差しや6枚差しにすれば、それだけ消費電力の差は大きくなるはずなので、Core i7マザーボードで、6枚差しした場合は、システム全体の消費電力を10W程度削減できると思われる。長時間電源を入れっぱなしにするサーバーマシンでは、決して無視できない差だ。また、長時間負荷をかけても、メモリモジュールの発熱が小さいので(そのためヒートスプレッダは装着されていない)、冷却面でも有利だ。ノートPC用のSO-DIMMについては、BIOS側での対応に不安が残るが、これからデスクトップPCを自作しようという人で、少しでも消費電力を下げたいというのなら、Green Seriesを検討してみてはいかがだろうか。
 なお、残念ながら日本国内では代理店が本製品を取り扱っていないため、店頭での入手は困難な状態だ。購入したい人は、GeILのカスタマーサービスcustomerservice@geil.com.twにメール(日本語可)すればスムーズに購入できるので、そちらに問い合わせてもらいたい。

 GeILのご厚意により、低電圧メモリGreen SeriesのDDR2版(2GB×2)を抽選で3名様にプレゼントいたします(記事内で検証したDDR3版ではなくDDR2版になりますので、ご注意ください)。究極のエコPCに挑戦したい人、信頼性の高いGeIL製メモリを試してみたい人はぜひご応募ください。ASCII.jp内の「お問い合わせ」から、タイトルに「メモリ希望!」と明記してご応募ください(応募締め切り:2009年11月24日23時59分)。当選者には、追ってご連絡させていただきます。

本プレゼント企画は締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。(2009年11月25日)

GeIL製メモリ「GG24GB800C5DC」を抽選で3名様にプレゼント

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