Googleが携帯電話用OS「Android」やネットブック用OS「Chrome OS」(関連記事1)を発表するなど、異業種への展開が話題になっているが、携帯電話メーカーのノキア(フィンランド)がマイクロソフトとの提携(関連記事2)に続いて、今度はノートPCを発売するというから驚きだ。
その初号機として現地時間の24日に発表されたのが「Nokia Booklet 3G」。厚さ2cm以下という薄型ボディーと、1.25kgの軽量さが特徴だ。バッテリー駆動時間は12時間(公称値)。無線LANに加えて3G(HSPA)のデータ通信モジュールも内蔵できる。
液晶ディスプレーは10インチクラスのワイドタイプで、HDMI端子も備える。ただし、日本を含む諸外国での販売など詳細は明らかにされていない。販売時期や価格などの詳細は9月2日にドイツのシュツットガルトで開催されるプライベートショー「Nokia World 2009」で公開される。