マイクロソフトが4月29日に提供開始している、Office 2007用の最新更新プログラム「Service Pack 2」が、9月22日に自動更新で提供開始される。Microsoft Update/Office Updateなどの更新オプションで、「自動的にインストールする」を設定したPCでは、順次インストールが行なわれる。
インストール中はファイルのダウンロードや圧縮ファイルの展開、インストール作業などで一時的にネットワークやクライアントPCのレスポンスが低下するほか、場合によっては再起動がかかる可能性もある。
プリントサーバーやファイルサーバー、メール転送サーバーなどとして、常時起動しているPCにOffice 2007をインストールしている場合(更新オプションを自動インストールにしている場合)は、サービスの一時停止といった影響があるので注意したい。
なお、アップデートの内容は下記関連サイトを参照いただきたい。Office文書はビジネスでもやりとりの多いファイルで、セキュリティー確保のためには更新プログラムを適切・迅速に適用する必要がある。今回の自動更新も、日常的には使っていないものの、Office文書を閲覧・作成する可能性があるPCに、広く更新プログラムを適用するための施策だ。