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連休の渋滞回避はコレ! カーナビ購入ガイド 第1回

カーナビをうまく使ってエコドライブを!

2009年08月26日 18時00分更新

文● 真鍋裕行

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道案内だけじゃない最新のカーナビ

 最近のカーナビは、道案内の性能は言うまでもなく、渋滞回避のルート探査性能も飛躍的に上がっており、近距離、長距離ともにクルマで移動するときには欠かせないアイテムとなっていることは言うまでもない。

 渋滞情報をキャッチする方法としては、主に高速道路で使用される「電波ビーコン」、一般道路で使用される「光ビーコン」、FM放送を利用している「FM多重放送(FM-VICS)」がある。これらに送られてきた目的地までの渋滞情報を整理し、的確なルート案内をカーナビは行なっている。

カーナビとしての機能だけでなく、オーディオや映像コンテンツを見たり、ブルートゥース機能があったりと、ハイスペックな総合カーナビは各社からフラッグシップとして発売されている。三菱電機「NR-HZ001」(左上)、パイオニア「サイバーナビ」(右上)パナソニック「ストラーダ Fクラス」(左)

 詳しく説明していくと、一般的なカーナビは「FM多重放送(FM-VICS)」で渋滞情報を得ている。VICSは、「Vehicle Information and Communication System」を略したもので、道路交通センターで処理された渋滞や、交通規制の情報をカーナビに送信するシステムだ。その受信方法は、文字通りFMを利用している。

 受け取れるのは、走行している地域や近隣の県などの情報。その情報量は、2分半に約5万字。確実に受信できるように、その情報が5分の間に2回送信される仕組みとなっている。

SANYOの「GORILLA(NVA-GS1609FT)」

(次ページへ続く)

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