14日:多種多様な軽自動車が走ったK4GP!
いよいよレース本番である。走行時間は朝8時から18時。走行距離1000kmに達するか、10時間が経過した時点で終了というルールだ。ミクビートは原因不明のトラブルという爆弾を抱えているものの、完走を目指して、そしてひとつでも上の順位を目指してこの耐久レースに挑む。
ドライバーの走行順は前述の通りで、単純に計算してもひとり2時間のロングドライブである。
レースのスタートは、ルマン式スタートと呼ばれる形式で行なわれた。本家ルマンではドライバーがマシンに駆け寄ってエンジンをかけてスタートだが、このレースではドライバーは先に乗り込んでおり、コスプレしたチームメイトが駆け寄って、フロントガラスに貼られた紙を引っぺがしてスタートという形式であった。
100台以上ものクルマが一斉にスタートするのだから、最初はサーキットで渋滞が起きていたほど。しかし、第1ドライバーの旦那ちゃんはたくみに他車をクリアし、徐々に順位を上げていく。ドライバー交代のため、ピットに戻ってきたときには、なんとクラス順位6位にまで上がっていたのだ。幸先の良いスタートである。
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