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初音ミクZ4密着レポート番外編

真夏の耐久レースに初音ミク痛車が出場!

2009年08月21日 19時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 

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霧により練習走行が終了に

 とはいえ、まったく走れない状態ではないので、午後の練習走行も走って、壊れるまで走ろう、ということになった。ひょっとしたらこのままリタイヤという意見も出ていただけに、ほっと一安心。朝早かったせいもあり、ドライバーの皆さんは睡眠タイムに入ったのだった。

 そして午後の練習走行である。15時からのスタートで、ミクビートは油圧が相変わらず上がらないが、その他のトラブルはなく、順調にラップを重ねる。ひょっとしたらメーター自体のトラブルだったのだろうか。ミクビートは調子良かったのだが、だんだん天候が悪くなり、ついに富士の魔物が姿を現した。そう、富士名物「濃霧」である。数メートル先も見えないくらいの霧がFSWを包み込み、主催者の判断で練習走行は終了となった。

しかし、ミクビートは大きなトラブルもなく、明日も行けるという手応えも掴んだため、レース本番に出場することを決定し、こうして前日は終わった。

FSWを覆い尽くさんばかりの霧! 映画「MIST」のように霧の中からマモノが出てきそうだ。ドライバーじゃなくてもこれだけ見えないんだから、中止になるのは当然

レース中はこのように車載カメラの動画がストリーミング配信されていた。当日、コミケに行った人もこの動画を見ながら応援できただろう

中がドンガラなのは変わらないが、3連メーターなどが付けられており、よりレーシーな雰囲気になっていた。さらに、助手席部分にはストリーミングのためのノートPCが設置されていた。このPCも壊れずに10時間戦い抜いたのだ

練習走行ではドライバーチェンジの練習もする

給油回数はこのように徹底的に管理される

タイヤはADVANの「A050」を装着

ピットに並んでいるときも注目されまくり

コーナリングだけじゃなく、ストレートもかなり良い勝負のできるクルマに仕上がっていた

(次ページへ続く)

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