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クラウドPBXを謳うオンラインPBXサービスが進化

携帯電話も内線端末に!「アジルフォン3.0」登場

2009年08月19日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 アジルネットワークスは「クラウドPBX」を謳うオンラインPBXサービス「アジルフォン3.0」を、9月1日から開始することを発表した。従来のアジルフォンでは、個人向け、法人向け、AsteriskやIP-PBX接続、携帯電話の内線化、Skype接続などのサービスが異なる名称で提供されていたが、今回からすべてのサービスを統合。SIP端末、既設ビジネスホンやPBX、Asterisk、Skypeなどをすべて内線電話用の端末として扱うことが可能になった。通常の携帯電話もビジネスホンの子機として利用でき、オフィスと携帯電話間で内線通話が行なえる。

アジルフォンの電話帳の検索画面

 機能面も大幅に強化。従来の内線での発着信、保留、転送、グループ着信などの機能のほか、通話のモニタリングや録音、IDごと個別の留守番電話、同時5人までの電話会議、Webブラウザからの発信が可能なWeb電話帳などの機能が追加された。また、内線グループ全体を管理するCIDと別に、端末ユーザーIDごとの管理ページも用意され、着信履歴や留守番電話の管理が行なえる。

 料金は機能ごとに設定されており、CIDごとの月額料金は以下の通り。

UID種別月単価(税込)備考と説明
SIP端末1890円SIP電話機、SIPトランク、IAX対応
携帯電話1890円携帯電話の内線化
アジルセンター1890円センターにアクセスし内線化。留守電などのさまざまな機能が可能に
電話会議室1890円電話会議室(同時通話5人まで)
既設PBX1890円GW装置設置による既設PBX連携
既設子機1890円既設のPBXの下にある内線子機に付与する
設置GW1890円外線につなぐとき
DID210円電話番号代
請求書発送315円明細はWeb
モニタリング1890円ヒアリング機能のみ
全通話録音1890円×全ID最長6ヶ月データ保存

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