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ビリー兄貴の歪みない決意「格闘技挑戦は1000%本気」

2009年08月18日 20時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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自演乙は「2つの顔」があるのが面白い

── イベントでは、長島☆自演乙☆雄一郎選手と闘われました。どういう感想を持たれました?

ビリー兄貴:とても面白いファイターだと思う。自演乙はストライカー(打撃系がメイン)タイプだけど寝技もいけるね。シリアスな格闘家でありながらコスプレをしていたりという、多様性にも興味を持った。

 僕自身も「ガチムチパンツレスリング」の「アニキ」というキャラクターである一方で、「ビリー・ヘリントン」という格闘家でもある。エンターテイメントとシリアスという、2つの顔を持っているんだよ。

── 空手以外の格闘技は経験があるんでしょうか。

ビリー兄貴:アメリカンボクシングやレスリングもやっていたけど、やっぱり自分の父親が「先生」だったこともあって、基本は琉球空手だな。トンファーという棒術をたしなんだこともある。

── 日本人格闘家と実際に闘ってみて、強いと感じましたか、弱いと感じましたか。

ビリー兄貴:その人が強いかどうかはぼくに判断できるものじゃない。でも、どの人間からも学ぶことはあると思うんだよ。例え、それが道場に入門したばかりの「新入り」でもね。

 自演乙選手は、その強いキックからムエタイが彼の基本にあるというのがよく分かる。ただ彼の場合はそれだけじゃなく、やっぱりクリエイティブなエンターテナーでもあるというのがとても面白いよね。

 青木真也は、歩き方や立ち居振る舞いを見て、すぐに格闘家というのが分かった。体のやわらかさやテクニックなども伝わってきたし、とてもいいグラップラーだったと感じたよ。


挑戦を恐れず、チャンスがあったらつかみたい

── 失礼な質問で申し訳ありませんが、K-1やDREAMなど、日本の格闘技に参戦したいというのは本気ですか。

ビリー兄貴:本気だよ。1000%本気だ。

── その理由は何ですか?

ビリー兄貴:ひとつは、僕にとって格闘技のリングが「ホーム」と感じるほど親しみ深いものだからという理由だね。もうひとつは「アニキ」として慕ってくれる日本にファンがいるということだよ。

 新しい冒険をしたいという気持ちもある。こうしてニコニコ動画のフレンドたちに逢いに来たのも、チャレンジすることを恐れず、チャンスがあったらそれをつかみたいという思いがあったからだよ。

── 現在、興味のある日本人格闘家には誰がいますか。

ビリー兄貴:UFC(Ultimate Fighting Championship)に参戦しているLYOTO(リョート・マチダ)だね。とても有名な空手ファイターだよ。彼と闘えたら光栄だね。

── 兄貴のファイティングスタイルは、打撃系? それとも寝技系?

ビリー兄貴:相手によってファイティングスタイルを変える感じかな。打撃で来たら打撃で返すし、つかみに来たらそれに応じる。

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