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変わるオタク市場 サンリオ、夏コミ出展の狙いを聞く

2009年08月22日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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オタク文化を足がかりに、新たなポップカルチャー市場を開拓したい

 今回の狙いはもちろん、新しいマーケットの開拓だ。実際、ウェブサイト上で出展を発表してから、すぐに問い合わせやライセンスの引き合いがあったという。これまでサンリオが扱っていた販売ルートではなく、ゲームセンターの景品にしたいという連絡も受けた。

イラストレーターにはPOP氏(左)、黒星紅白氏(中央)、OKAMA氏(右)という人気作家を起用。イラストを見た企業からすぐにライセンスの引き合いがあったという

 海外からの注目も熱く、アメリカからライセンスの話も飛び込んだ。今年でハローキティが35周年を迎えるのを記念し、韓国やアメリカでアートイベントが開催される。そこに一連のグッズをポップカルチャーの一部として出展したいというものだった。

 海外ではアニメやマンガ、キティなどすべてを含めて『日本のポップ・カルチャー』。それを混ぜることに抵抗がない。矢野氏は、日本でも同じようにポップカルチャーの融合現象は起きているのではないかと考える。単なるオタク文化ではなく、新たなマーケットがそこに生まれているのではないか。

 「SDガンダムであったり、『ねんどろいど』であったり、アニメやコミックの世界ではどちら(オタク層と一般層)にも通用する『融通性』があります。その融通性がキティにもあるのではないかと」

 冬に開催されるコミックマーケットにも参加予定だ。イラストレーターもすでに5~6名が決まっている。中では男性の「キティラー」を描く予定もあるという。コミックやライトノベルを作るという話もあるが、具体的に何をするかはまだ今後の課題だ。

 「キティを使っている以上は老若男女の幅広い層をターゲットにしていきたい。とはいえまだ始めたばかりで、次に何をするかも決めていない状態です。サイトを見てもらい、『みんなで盛り上げてください』というところですね」


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