ここがスゴいぞっ！ iLife ’09 第15回

Mac＆iDVDで、遠くの家族にムービーを届けよう！

4.DVDメニューにこだわろう！

　動画の登録が終わったら、DVDメニューにオリジナルのアレンジを加えてみよう。

ドロップゾーンに写真やムービーを登録

　まず決め手となるのは「ドロップゾーン」の使い方だ。「ドロップゾーン」は、テーマ内の目立つところにある空白部分で、ここに写真やムービーを配置して再生時に表示することができる。メインのムービーに関連した子供の写真などを配置しておけばそれっぽくなるはずだ。

画面下中央に3つ並んだ右端のボタンをクリックし、「ドロップゾーン」をクリックすると、ドロップゾーン編集モードに切り替わる

この編集モードで、メディアブラウザから写真やムービーをドラッグ&ドロップで配置する。ドロップゾーン編集モードを終了するには「戻る」ボタンをクリックすればいい

ボタンの外観をアレンジ

　ボタンのアレンジも試しておきたいところ。iMovieからiDVDにプロジェクトを登録すると、ボタンが素っ気ない文字列になってしまう。これをムービーのサムネイルに変えておけば、再生時にアニメーション表示されるので、DVDメニューがにぎやかになる。

DVDメニュー上のボタンを選択して、画面右下の「ボタン」から好みのデザインを選ぶ。画面右上のリストから、デザインバリエーションを切り替えられる。「フレーム」「アーティスティック」「四角形」「円形」では、ムービーのサムネイルを表示可能だ

メニューのBGMを変える

　DVDメニューのBGMも好きな曲に変更できる。メディアブラウザ経由で、iTunesに登録した曲から選択しよう。

画面左下の「情報」ボタンをクリックすると、メニュー情報が表示される。「オーディオ」のアイコン部分にBGMをドラッグ&ドロップしよう

データも一緒に収録しておこう

　DVDビデオにはムービー本編のほか、写真や文書など、PC／Macでそのまま扱えるデータも収録可能だ。ちょっとパソコンのできる家族や友だちなどに、ムービーに加えて写真などを受け渡したいときに利用するといいだろう。iDVDでは「DVD-ROMのコンテンツ」ウィンドウにファイルをドラッグ＆ドロップしておけば一緒に書き込める。

「DVD-ROMのコンテンツ」ウィンドウは、「詳細」メニューから「DVD-ROMのコンテンツを編集」を選択すると表示される。メディアブラウザなどから写真や音楽、文書などさまざまなファイルをここにドラッグするだけでOKだ