ColorSplash
大仏:最後は画像編集ソフトの「ColorSplash」(iTunes Storeで見る)。
カリー:……って何ですか?
大仏:画像を適当に読み込ませて、タッチパネルをなぞることで、一部だけ色を変えることができるアプリです。映画の「シンドラーのリスト」で、場面のほとんどがモノクロなんだけど、女の子の服だけ赤いというシーンが出てきますよね。そういうワンポイントで色を付けた印象に残る写真をお手軽に作れちゃうというのがウリです。
カリー:例えば写真のiPhone持っているところだけ色を付けるとか、そういう使い方ができるという。
大仏:ええ。アプリ自体も単純だし、使ってみて分かりやすいし、すごくいいアプリだと思います。英語ですが使い方を説明した動画も付いていたりして、アプリ自体の作り込みにも「よくそこまでやったなぁ」と感心させられます。全体的に丁寧に作っていて、バランスがとれているのが、すごくいいんです。
iPhone+カメラアプリで十分にいい写真が撮れる
カリー:いやー、ゲームしか興味がなかったのであんまり見てなかったんですが、iPhoneって結構カメラアプリが揃ってるんですね。そういや大仏様は「カメラ持ち歩くの面倒」って言われてましたけど、旅行とかにいくときもデジカメは持っていかないんですか?
大仏:ええ。
カリー:「ここぞ!」っていうシーンがあるじゃないですか。そういうシーンでもiPhoneしか使っていないという?
大仏:そうです。
カリー:えー! 例えばデジタル一眼レフのほうがきれいに背景がボケたりとか、メリットも大きいと思うんですけど。
大仏:そこは「まぁいいや」と割り切りました。だってiPhoneとカメラアプリでいい写真が撮れるじゃないですか。冒頭のToy Cameraで一発撮りしたものでも、十分に雰囲気がある。これだけ撮れるのなら、一眼レフじゃなくてもいいかなと。
カリー:悟りの境地!
大仏:あとCCDの解像度が高いカメラが嫌いなんです。EOS kissでも、わざわざ800×600ドットに設定して使っていたくらいですから。あんなに必要ないと思いますよ。1200万画素あれば十分じゃないでしょうか。
カリー:そんなに低解像度で大丈夫ですか?
大仏:逆に何に使いますか?
カリー:私は写真が下手でトリミングして使うことが多いため、高解像度のほうが便利なんですよ……。でもその割り切りはスゴい。やっぱり普通の一眼レフを持っていた時代に比べると、iPhoneでカメラの楽しみが広がったという感じですかね?
カリー:そうですね。気軽にいつでも持っていけるので、すぐに撮れるというのが大きいです。iPhoneなら撮るだけでなく、FlickrやTwitterにすぐに投稿することもできる。単に撮るだけじゃなくて、そうした活用も含めて非常に写真の世界が広がったと思います。
※というわけで、大仏様のありがたーいお言葉(?)をいただき、ゲーム以外も楽しんでいこうと心に決めたカリーさん。次回のiPhoneクラブでは、飲み会系アプリを取り上げちゃう予定です!
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