Premier Editionなら25GBのメールボックスが使える!
それではGoogle Appsで特に利用頻度が高いと思われるGmailとGoogle Calendarの2つのサービスについて、細かく見ていこう。
まずGmailは言わずとしれたWebメールであり、Google Appsでは自社ドメインを使ったメールアドレスで利用できる。前述のとおり1ユーザーあたり25GBのディスクスペースが用意されているため、まず容量不足に陥ることはないだろう。
管理者として管理画面にアクセスするとさまざまな設定項目が並んでいるが、注目したいのが外部メールとの連携に関する項目が用意されている点だ。たとえば送受信したメールをGmailとは別に自社内のサーバでも保管しておきたいといった場合に対応するための項目が用意されている。こうした機能を利用することにより、万一の場合のバックアップ、あるいはコンプライアンスのためなどの理由でメールを保管することが可能だ。
広告の表示/非表示の切り換えは「ドメインの設定」タブにある「全般」画面で設定できる。またこの画面にはGmailやGoogle Calendarにユーザーがアクセスする際、自動的にSSLに切り換える項目も用意されている。
ユーザーとしてアクセスすると、通常のGmailと大きな違いはない。すでにGmailを使ったことがあるユーザーであれば、迷うことなく操作していくことができるだろう。
(次ページ、「会議室の予約にも対応したGoogle Calendar」に続く)
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