12日に、マイクロソフト(株)は「Windows 7」日本語版のRTM版(製造工程向けリリース)を、TechNetおよびMSDNの会員向けに配布した。パソコンメーカー等に限られていたRTM版の提供が幅広く始まったことで、ようやく製品版相当のWindows 7を評価できる環境が整ったことになる。
ASCII.jp編集部では早速Windows 7を試用してみた。過去に特集で掲載したRC版(製造候補版)と比べても、ほとんど変更点は見られないが、製品相当のWindows 7の画面をご紹介したい。なお、詳細なビジュアルツアーについては、こちらの記事も参照していただきたい。
タスクバー
Windows 7の見た目でもっとも変わった「タスクバー」。ショートカットと実行中アイコンの一体化、目的のウインドウを探しやすくなった「ウインドウプレビュー」といった特徴を備える。
ウインドウプレビューは多数のウインドウが重なりあい、目的のウインドウを探しにくいときに役立つ。動作も心なしかβ版やRC版時点より機敏になった印象で、これならば「Alt」+「Tab」キーで目当てのウインドウを探すよりも、使いやすいのではないかと感じた。