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仕事で使える!Firefox便利ワザ 〜夏休み3日間集中講座〜 第3回

Firefox 3.5 モバイル環境での便利な使い方

2009年08月17日 09時00分更新

文● 野々下裕子

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出先でこそ威力を発揮する
セキュリティ対策

 オフィスにいる時はもちろんだが、一歩外に出てインターネットを使う時も、なるべくセキュリティ対策をきちんと行なっておきたいものだ。

 Firefox 3.5では、アクセスしたサイトに悪意のあるソフトウェアが埋め込まれていないかなどを判断するマルウェア対策機能がさらに改良されたのでかなり安心だ。「オプション」の「セキュリティ」で危険なサイトをブロックするよう設定しておくと、フィッシング偽装サイトや攻撃サイトのリストがほぼ30分ごとにダウンロードされ、最新の情報で自動的に対策を行なえる。

マルウェア対策

Firefoxはもともとセキュアなブラウザという定評があるが、Firefox 3.5ではマルウェア対策機能がさらに改良され、より安全にネットが使えるようになる

警告

フィッシング詐欺などの恐れがあるサイトにアクセスした時の警告は、30分ごとに更新される報告データに基づいて行なわれる

NoScript

Firefoxのセキュリティ対策を行なう定番アドオンとも言える「NoScript」は、サイト毎にプラグインの実行許可を切り替えるなどのきめ細かな設定ができる

 さらに、問題のあるサイトをブロックするために「NoScript」というアドオンもぜひ入れておきたい。JavaScripやFlashなどといったプラグインを、許可したサイトだけで実行できるよう設定でき、クリックジャックにも対応している。

WOT (Web of Trust)

「WOT (Web of Trust)」はフィルタリングの判断基準になるブラックリストをユーザーが作っていくという、オープンソースらしいスタイルのアドオンだ。

 サイトの許可を設定したり、警告画面がいちいち出るのが面倒だったり、警告が出てもどう判断すればいいか迷うという人は、「WOT (Web of Trust)」というアドオンを使ってみよう。「WOT」は同じアドオンを使っているユーザー同士の情報を元に、サイトの安全レベルを色分けしたり、警告が表示されるので、それらによってページのセキュリティレベルを確認できる。

 他にも、セキュリティ対策に関するアドオンは「プライバシー&セキュリティ」のカテゴリーから探せるので、使い方に合わせた対策ができるものを探してみよう。

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