レアな地図を入手したい!
入手した宝の地図に焦点を当ててみると、渋谷がトップとなった。102人までの計測に1時間30分近くも必要としたが、1枚も手に入れられなかったのが2回しかないというのは、驚きだ。
新宿・上野については、比較的高レベルの地図を所有していることが多かった。量より質でカバーといった感じだが、手に入れた地図を活用できるかは受け取る側のレベルに左右されるので、一概にお勧めとは言えない。しかし、情報として利用していただければうれしい。
なお、レア地図として有名な「まさゆきの地図」(見えざる魔人の地図 Lv87)は10枚、「ロッカー」(あらぶる光の地図 Lv86)は5枚集まった。特に池袋では、意図的に配布しているようなコメントをつけているユーザーがいた。しかしながら、どの駅でも1~2時間ほど滞在して呼び込みを実施すれば、最低1枚ずつは手に入るだろう。
上記のことから、呼び込み人数を短時間で集めたい場合は、池袋がお勧めといえる。また、なんと言っても古今東西のオタクが集結する街「秋葉原」も忘れてはいけないだろう。前述のすれ違いスポット「ルイーダの酒場」は計測時には知られておらず、口コミで広がっている現在は、より多くの人数が集まるため、この記事の数値を上まわる数値を記録できるはずだ。新宿/上野/渋谷駅は利用客が多いため、それなりの人数を捕まえられるが、すれ違い通信が目的で行くのは得策ではない。
自分以外の勇者ってどんな感じ?
今回の検証のため、実際に500人以上にすれ違うこととなったが、全体的にいくつか傾向があった。まずは、職業だ。宝の地図を集めようとしているユーザーが多いためか、上級職が圧倒数を占めた。その中でも「バトルマスター」が人気のようだ。また、最初の職業である「旅芸人」もバトルマスターに次いで多かった。これには、レベルが低いほか、ストーリーが「ダーマの神殿」まで進行していないなど、職業に選択肢がないユーザーも散見したからだ。なお、「レンジャー」やストーリーをクリアしないと転職できない「スーパースター」は数えるほどしか選ばれていなかった。
ファッションは、パラメータを重視した装備で固めている人が多く、皆同じような外見ばかりだったのが残念だ。なかには「ドラゴンクエストⅣ」に登場する「アリーナ」の装備で固めている人もいたが、意外とファッションにこだわっている人は少なかった。
そして、メニューの「さくせん」→「プロフィールせってい」→「メッセージ」から入力できるメッセージでは、さまざまなコメントが見られた。近況を載せているユーザーもいれば、同シリーズへの思い入れを語っていたり、「ボディビルダー」や「メイド」といった用意された「かたがき」に合わせて、話し方を変えていたりと、いろいろなものがあった。そのほか、シリーズ特有の「へんじがない。ただのしかばねのようだ。」を入れているユーザーは多く、「デレがない。ただのツンのようだ。」などの派生系もあり、人気のメッセージといえる。
最後に筆者の一番記憶に残っているユーザーは、「ナナ」さんという女性。この方は、職業が「スーパーアイドル」で、メッセージには「アルティメット・ダイアモンド はつばいちゅう」となっており、熱狂的なファンだということが伺える。それにしても、名前から職業まで徹底しているので、素晴らしい確信犯である。……まさか、本人だったのかも?
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