アメリカ最大級の祭りも蛍の光状態に
そしてサイドショウブースから人が去ったところで場内アナウンスがかかる。
「コミコン2009、終了です。皆様お疲れ様でした!」
その瞬間、広い広い会場のあちこち、数々の出展ブース、最後まで残ったお客さん、売店のスタッフ、セキュリティーのスタッフから大歓声と拍手が起こった。まるで、お盆と年末のビッグサイトのようだ。
皆お隣さん同士ハイタッチしたり、抱きしめ合う人など、とにかくこの4日間のコミコンを戦い抜いた(?)同志のように労い称え合った。会場内に心地よい安堵感と疲労感と充実感が広がっていた。
こうして、世界でも最大級と言われる第40回コミックコンベンション「COMIC-CON 2009」が幕を閉じた。美しい街サンディエゴも、熱気溢れるエキサイティングな街から、元の静かな街へと戻っていく。
今回、初めてコミコンに前日から参加してみて思ったのが、コミック、映画、おもちゃ、ゲーム、アニメ、MANGAなど、あらゆるエンターテイメントがボーダーレスで楽しめるということ。そして、各ジャンルが隣接し、刺激し合っていて、常に瞬間瞬間で新しい何かが生み出されて、次へと繋がっていくのを体感できたのは刺激的だった。
小規模から超大規模まで連日スパークしまくっているコミコン。どのジャンルの1つでも好き、または何か面白いことを探しているならば、1度コミコンに参加してみることを強くオススメします! きっとお目当てのアイテムはもちろん、新たな楽しみが見つかるでしょう!
では、また来年!
(次ページへ続く)
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