色彩の細かい調整をして、仕上げへのラストスパートを
トーンカーブでの着色が終わったら、次は「色調補正」の「カラーバランス」で細かい色の調節をもう一度行なう。それが終わったらレイヤーを統合してから、背景レイヤーを複製。複製したレイヤーをここでも「オーバーレイ」に指定し、不透明度を30%程度に下げ、色をかぶせて調整。
画面全体の色が決まったら、新規レイヤーで同じくオーバーレイを選択し、ブラシで細かい色の上乗せをしていく。ここまで塗ったところで、何かワンポイントで違う色を置きたくなってきたので、イヤホンのコードをピンクに塗ることに。
これですべての色をほぼ塗り終えた状態になった。ふたたびオーバーレイのレイヤーを作成し、大きなサイズのエアブラシで画面全体の明るさや色を調節する。髪の毛の部分にハイライトを入れたり、肌の部分に赤色を乗せることで、立体感や温度を持たせていく。
ブラシでの作業が終わったら、ふたたびレイヤーに色相彩度やカラーバランスなどのフィルターをかけて、また細かい色の調節を行なう。この作業を何度も繰り返すことで、納得出来る色を作っていく。
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