このページの本文へ

ドトーの液晶モニターテスト2009 第5回

フルHD液晶 今買うならどれがいい?【ユニーク編】

2009年08月15日 18時00分更新

文● 山田 広樹

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

三菱電機
RDT231WM-S

サイズ/解像度 23インチ/1920×1080ドット スピーカー 3W×2
パネル種類 TNパネル
入力端子 DVI-D、HDMI×2、D-Sub15ピン
設置面積 幅546×奥行き230.3×高さ451.6mm
実売価格 3万4800円前後

超解像以外にも高画質や
使いやすさへのこだわりがたっぷり

 超解像技術はもちろん、高画質や使いやすさにも注力。同社の“本気さ”が感じられるこだわりモデルだ。安価なTNパネル搭載機ながらも上級機に搭載される10bitガンマ補正機能を採用し、階調表現の滑らかさを追求したほか、ユニークなスタンドなど画質や使いやすさはワンランク上を実現。さすがにTNパネル機なので斜めから見た時の色味や輝度変化は避けられないが、変化する量の少なさはトップクラス。さらにHDMI入力を2基搭載するほか、自然な画質のダイナミックコントラスト技術にも注目したい。

超解像技術適用時(写真右)は、輪郭などが強調されてより立体感のある映像となる。ただ、ジャギーやブロックノイズなども強調されてしまう。超解像の適用はOSDボタン一発で行なえ、操作性もいい

ダイナミックコントラスト適用時(写真右)は、明るさと暗部の沈み込みが一段とアップ。わずかに白トビや黒ツブレが発生している箇所もあるが、金属表現の迫力は特筆もの

ブロック状のスペーサーを接続することで、画面高さを0/3/6/9cmの4段階に変化させられる。単純な機構で価格上昇を抑えつつ、便利な画面高さ調整が行なえるコロンブスの卵的発想だ

映像回路などのせいか、低消費電力機が多いTNパネル採用機ながら、工場出荷状態での消費電力は48Wとやや多め。差は少ないものの今回評価したTN機ではもっとも消費電力が多かった

写真はスペーサーをひとつ接続した状態。この状態で地上から液晶パネルまでの高さは84ミリ。スペーサーは3個付属し、写真の状態からマイナス30ミリ、プラス60ミリの高さ変更が行なえる。また、-5~+20度のチルト機能も備える

■Amazon.co.jpで購入

(次ページへ続く)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中