ケーキは「この後、スタッフが美味しく頂きました」
DS-10の演奏ではないものの、今後に注目したいのが「がりばぁとこびっつ」の3人組。例の神奈川県子ども会でちびっ子相手にシンセを教えていたスタッフが、そのまんまの形でステージに登場。
「みんなー! でぃーえすてんはもってきたかなー?」
「はーい!」
「このおとがなったらまえをむいてねー!」
「はーい!」
と、フロアの大人を完全に子ども扱いするプレイを披露。フロントの女の子は最近DS-10にはまりつつある様子なので、この「子ども扱いプレイ」との合わせ技で、将来有望なプレイヤーになるのは間違いない。
コルグの金森さんは、例の「しゃべるDS-10」ネタを含む、DS-10 PLUSのデモ曲をちょっとだけ公開。もちろん「DS-10」とちゃんと聞こえるバージョン。お客さんの目線がバラバラなのは、プロジェクタースクリーンの拡大画面を見ているから。
さて、やっとケーキのお披露目。側面にはヘッドホンジャックやボリュームまで再現されており、パッチコードはモンブランの材料のようなもので作られていた。ステージに上がる際には、DS-10のコスプレで登場したねここさんも一緒で、完全にモデル撮影会のような雰囲気に。
イベントの最後には、最近は「おしりかじり虫」で有名な松前公高さんが登場し、KORG MS-20、その音源ユニットのMS-50、ステップシーケンサーのSQ-10を使ったパフォーマンスを披露。発信器の波形がそのままスピーカーを駆動するようなダイレクト感で、本物のアナログシンセの音を初めて聴く人たちの度肝を抜いていた。
さあ、イベントが終わって打ち上げだ! そしてやっとケーキだ! 皆でいろんな部分を取り分けたのだが、【夜間】さんは「KORG」ロゴをゲット。控えめな私は、いつも再生停止でお世話になっている「X」キー周辺を。これが酒の席の余興には勿体ないくらい美味しいケーキで、出来ればお茶かコーヒーで頂きたかった。