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物欲AVコモノ道 第16回

REGZA×学習リモコンでテレビ生活をパワーアップ?

2009年08月03日 16時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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割り当てた機能が一目で分かる有機ELディスプレー

実際にREGZA H8000をRM-PL1400Dで操作してみた。有機ELディスプレー付きといっても、チャンネル変更などの基本的な操作はデフォルトのボタンで行なえるため、オリジナルリモコンから乗り換えても違和感はない

実際にREGZA H8000をRM-PL1400Dで操作してみた。有機ELディスプレー付きといっても、チャンネル変更などの基本的な操作はデフォルトのボタンで行なえるため、オリジナルリモコンから乗り換えても違和感はない

 さっそくRM-PL1400Dを使ってテレビやチューナー、そしてDVDレコーダーをそれぞれ操作してみた。当然ではあるが、テレビやケーブルテレビのチューナーでのチャンネル切り替えや音量調整は何の問題もない。ケーブルテレビでBSやCSを閲覧する際の操作を1つのリモコンでまかなえるのはやはり快適である。

 ただ、オリジナルのリモコンの機能がすべて再現されているわけではない。必要に応じて利用したい機能を学習させなければならない。

 前ページで紹介した3つのボタンに機能を割り当てられるわけだが、これは4つのパターンに切り替えられる。つまり1台の機器に対して、3×4で計12個の機能をボタンに割り当てられるわけだが、ここで便利なのが有機ELディスプレーだ。機能を割り当てたボタンに対して名前(ラベル)を登録でき、これをディスプレー上で確認できる。

RM-PL1400Dで学習用のメニューを表示させたところ。画面に表示する文字を個別に指定することも可能だ

RM-PL1400Dで学習用のメニューを表示させたところ。画面に表示する文字を個別に指定することも可能だ

 以前、ボタンだけの学習リモコンを使っていたのだが、そのときに困ったのが「どのボタンにどの機能を割り当てたのか忘れてしまう」ことだ。確かこのボタンだったはずと押してみると全然別の機能でイラッとすることが多く、結局使わなくなってしまった。しかしRM-PL1400Dであれば、どのボタンに何を割り当てたのかを覚えておく必要がないのだ。

REGZAのリモコンの十字キー

REGZAのリモコンの十字キーの外側には、さらに上下左右のボタンがある。このキーの機能をボタンに割り当てることはできるが、ボタンレイアウトまでは再現できない

 ただ、それでもオリジナルのリモコンの操作を完全に再現できるわけではない。例えばREGZAのリモコンには、十字キーの周囲にさらに上下左右の各キーがあり、2画面表示時にこの上下ボタンでそれぞれの画面の大きさを素早く変えるといった操作が行なえる。一方RM-PL1400Dの十字キーは一組しかなく、2つめの十字キーの操作性を完全に再現するのは難しい。

 このように、細かく見るとオリジナルのリモコンの使い勝手にはかなわないが、これらの点を割り切って考え、基本的な操作ができればよいというのであれば、複数のリモコンを1つに集約できる学習リモコンのメリットは大きいはず。逆に、使い勝手を犠牲にしたくないのであれば、学習リモコンよりはオリジナルのリモコンを使い分けたほうがいいだろう。

 個人的には、液晶テレビとケーブルテレビのチューナーをまとめて操作できるのは間違いなく便利で、そういった意味では場面に応じて学習リモコンとオリジナルのリモコンとを使い分けてもいいと思っている。リモコンがさらに1つ増えるけど。

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