ネットジャパンのHDDデータ抹消ソフト「Disk Wiper」がバージョンアップし、「NetJapan Disk Wiper 8.5」となった。
Disk Wiperは、米国国防総省準拠のDoD5220.22-M方式や、米海軍準拠NAVSO P-5239-26方式RLL、英国Infosec Standard No.5(Enhanced)方式など10種類の抹消方法に対応し、LinuxやDOSを使ったFD起動ディスクの使用や、パーティションごとのフォーマットや削除に対応するなど、豊富な機能を有するのが特徴だ。
また、HDDのセクター表示や抹消結果のレポート作成、残しておきたいファイルの転送、ハードウェアRAID対応といった機能も、併せて持つ。
今回のバージョンアップでは、Windows PE(CDブートできるWindows) 2.0の利用によって、製品CDからの起動で抹消が可能になったほか、Windows Vista/Windows Server 2008への対応、SATA/SAS/USBフラッシュメモリ内データ抹消のサポート、抹消スケジュールの追加、ハードディスクの対応容量の2TBへの引き上げなどが行なわれた。
販売価格は以下の通りだが、詳細についてはネットジャパンの価格表を参照されたい。なお、「VARライセンス」とは、使用の都度1ライセンスを消化する形態のこと。
ライセンス数 | VARライセンス単価(税別) | ワークステーションライセンス単価(税別) |
---|---|---|
10〜49 | 860円/1ライセンス | 6710円/1ライセンス |
50〜99 | 780円/1ライセンス | 5620円/1ライセンス |
100〜249 | 660円/1ライセンス | 4520円/1ライセンス |