その1・持ち運びやすさをチェック!
機種名 | Aspire One 751 | Eee PC 1008HA | dynabook UX | LOOX M | VAIO Type P |
---|---|---|---|---|---|
サイズ (W×D×H) |
284×198× 25.4mm |
262×178× 18〜25.4mm |
263×211.5× 25.4〜30.8mm |
258×189× 29〜34mm |
245×120× 19.8mm |
アダプターサイズ(実測 W×D×H) | 93×39× 27mm |
85×34× 25mm |
95×40× 27mm |
107×45× 29mm |
76×35× 25mm |
本体重量 | 約1.20kg | 約1.1kg | 約1.33kg | 約1.2kg | 約626g |
アダプター+コード重量(実測) | 316g | 198g | 285g | 293g | 155g |
合計 | 約1.52kg | 約1.3kg | 約1.62kg | 約1.49kg | 約781g |
携帯性で選ぶなら、Eee PC 1008HAとVAIO type Pが頭ひとつリードした形だ。ともに本体が薄くて、ACアダプターが小型で軽量なので、書類などと一緒にカバンに入れてもかさばらないだろう。特に重量で見ると、液晶サイズがひとまわり小さいこともあって、type Pが群を抜いて軽い。ACアダプターを含めても他機種の本来重量よりはるかに軽いというのは驚異的だ。
逆に最も重かったのはdynabook UXだが、これは大容量バッテリーを搭載しているのである意味仕方ないところもある。バッテリー駆動時間とのトレードオフと言えるだろう。
ちなみにAspire One 751は、ACアダプターに差す電源ケーブルがデスクトップパソコン用かと思えるくらいに太い。三つ又プラグで径が細い電源ケーブルがサードパーティーから出ているので、必要に応じて購入しておくといいだろう。
その2・バッテリー駆動時間をテスト
モバイル環境で、持ち運びやすさと並んで重要になるのがバッテリー性能だ。ミニノートはネットにつなぐ用途に使われることが多いため、ネットの利用時にどれくらいバッテリーが持つのかを調査してみた。
機種名 | Aspire One 751 | Eee PC 1008HA | dynabook UX | LOOX M | VAIO Type P |
---|---|---|---|---|---|
公称バッテリー駆動時間 | 約4時間(3セル)/約8時間(6セル) | 約5.5時間(3セル) | 約4時間(3セル)/約10.0時間(6セル) | 約2.7時間(3セル) | 約4時間 |
テスト内容は、ニコニコ動画でH.264動画を再生し続けるというもの。動画は過去にASCII.jpにて掲載した「歪みねぇビリー兄貴を取材してみた」を利用した。さらに液晶ディスプレーの輝度は最大にし、マシンのパフォーマンスを調整できるモデルではそれも最高に設定。無線LAN/Bluetoothもオンにするという過酷な状態にセットした。バッテリー測定ソフトは定番の「BBench」を用いている。結果は以下の通り。
やはり大容量バッテリーを搭載して、10時間駆動をうたうdynabook UXが圧倒的な強さを見せつけた。H.264動画の再生というかなり負荷をかけた状態でも297分(=約5時間)持つのだから、パフォーマンスモードを低消費電力のものにして、普通のサイト閲覧やテキスト入力に使う分にはもっと伸びそうだ。
今回、Aspire One 751とdynabook UXでは標準/大容量というバッテリータイプが異なるモデルを用意したが、ともに「大容量」の名に恥じないスコアを残している。また、Eee PC 1008HAも約3時間というなかなかの成績だ。
そのほかのモデルも1時間40分〜2時間は持つので、ちょっと外に持ち出して作業したり、ベッドに持ち込んで寝る前に少しネットを見るという分には何ら問題ないだろう。
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