外注先や同業者との横のつながりも大切にする
関口さんは、ブログ以外にも、mixiなどのSNSも上手に活用しています。
「興味のあるコミュニティに参加し、その中でたとえばO型だけが集まるオフ会、フリーランスの人だけが集まるオフ会などに出席し、名刺を渡しては、自分が益子焼の器販売をしていることをアピールしました。草の根的な活動ですが、こうした地道な努力の積み重ねが、ショップを広めることにつながると思っています」
フリーランスのオフ会では、バナーなどを作ってもらえるデザイナーさんと出会うなど、外注先になり得る人との知り合いもできたそうです。
「ほかにも、ネットショップ関連のセミナーなどに参加して、同業者との横のつながりも意識して作るようにしています。外注先、同業者と交流を図ることは、ネットショップ運営に大きなプラスになります。勉強会などが開催される機会も多いので実践的なことを学ぶこともできるし、何より繁盛したいと思う同志が集まるわけですから、励みになりますね」
主婦同士のつながり、外注先や同業者とのつながりを作り、自身のネットショップの活性化に結びつけた関口さん。こうした行動力は、ネットショップを運営するにあたり、重要な要素を占めているといえるでしょう。
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次回は、関口さんが2005年に始めた「ドロップシッピング」という販売形態についてお伝えします。