今の買いが分かる ミニノート特集 2009夏 第2回

現行モデルを把握　ミニノート完全ガイド（国内メーカー編）

エプソンダイレクト

　エプソンダイレクトの「Endeavor Na01 mini」は、2008年の11月から販売が続いている、ミニノートとしては息の長い製品だ（関連記事）。

　何といっても価格の安さが強みで、現在はオンライン直販でWindows XP搭載モデルが3万6800円から購入できるようになっている。仕様は標準的なミニノートと大きく変わらないため、とにかく価格を優先したい人は注目しておこう。

Endeavor Na01 mini

	液晶ディスプレー	CPU	メモリー	ストレージ	無線	バッテリー駆動	サイズ、 重量	直販価格
Endeavor Na01 mini	10.2型W 1024×600	N270 1.60GHz	1GB	160GB HDD	b/g	約3.2時間 4セル	266×184.7× 39mm、 約1.28kg	3万6800円

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オンキヨー

　オンキヨーは「SOTEC」ブランドでミニノートを発売している。160GB HDDを採用するベーシックな「C103」に加えて、5月には32GB SSDの「C204」を投入した（関連リンク）。

　C204はオンキヨーが10型ワイドクラスで「最薄・最軽量」とうたうように、最厚部で23mmという薄さと約960gという軽さが特徴だ。ストレージにはSSDを採用しており、同社のHDDモデルよりもOSの起動時間で約11％、スタンバイからの起動で約35％速度が速かったという。

　さらにこの7月には、C204にWiMAX対応のバリエーションが追加された（関連リンク）。ノートを持ち歩く必要はあるが、カバンは薄く保ちたいという人はぜひ注目しておきたい。

C204

	液晶ディスプレー	CPU	メモリー	ストレージ	無線	バッテリー駆動	サイズ、 重量	価格（実売）
SOTEC C103	10.1型W 1024×600	N270 1.60GHz	1GB	160GB HDD	b/g/n	約5.0時間 6セル	265×199× 31mm、 約1.38kg	オープン（4万4800円）
SOTEC C204	10.1型W 1024×600	N270 1.60GHz	1GB	32GB SSD	b/g/n	約4.0時間	257×180× 23mm、 約960g	オープン（4万9800円〜）
					b/g/n、 WiMAX			オープン（5万9800円〜）

• ソーテック
• オンキヨー

工人舎

　最初期からミニノート市場を支えてきて、他社にはないユニークなモデルを次々と発表し続けている工人舎。今回まとめたスペック表には出てこないが、小型ボディーにぎっしり機能を満載したモデルが多い。

　例えばこの6月に投入した7インチワイド液晶の「SK」シリーズは、小型ボディーにGPSモジュールやワンセグチューナーを内蔵する製品だ（関連記事）。ガジェット好きにとっては、タブレットスタイルでも使えるところもひかれるところだろう。「SX」シリーズは、ミニノートでは珍しくDVDスーパーマルチドライブを内蔵している。

　また「MT」や「ML」は、5万円を切る価格でワンセグチューナーを搭載しているシリーズだ。スピーカーがモノラルなミニノートも多い中、ともにステレオスピーカーを採用するのも同社のこだわりだろう。ちなみにバンダイナムコから8月31日に発売される「リラックマ」のミニノートもこのMLシリーズをベースに作られている。

SKシリーズ

SXシリーズ

	液晶ディスプレー	CPU	メモリー	ストレージ	無線	バッテリー駆動	サイズ、 重量	直販価格
MTシリーズ	10.1型W 1024×576	N270 1.60GHz	1GB	160GB HDD	b/g、 BT 2.0	約5.2時間	266×202× 22.3～33mm、 約1.2kg	4万9800円
MLシリーズ※	8.9型W 1024×600	N270 1.60GHz	1GB	160GB HDD	b/g	約4.7時間	228×187× 22.3～33mm、 約1.08kg	3万9800円
SXシリーズ	8.9型W 1280×768	Z520 1.33GHz	1GB	60GB HDD	b/g、 BT 2.0	約3.7時間	225×185× 22〜33mm、 約1.25kg	6万9800円〜
SKシリーズ	7型W 1024×600	Z520 1.33GHz	1GB	60GB HDD	b/g/n、 BT 2.0	約3.1時間	193×132× 21.6～30mm、 約720g	6万9800円

^※オンライン直販のみの取り扱い

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