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T-SS、IPNテクノロジを搭載した最新の無線LANアクセスポイント
「IPN-W500シリーズ」を発売

2008年10月06日 14時00分更新

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T-SS、IPNテクノロジを搭載した最新の無線LANアクセスポイント
「IPN-W500シリーズ」を発売

株式会社トリニティーセキュリティーシステムズ(以下T-SS、本社:東京都千代田区東神田1-7-8 代表取締役社長:林 元徳 )は、発売中の独自の「IPNテクノロジ」を採用した無線LANアクセスポイント「IPN-W100シリーズ」の上位機種「IPN-W500シリーズ」を平成20年11月25日(火)に発売いたします。無線LANセキュリティの常識を変えたパケット(※1)単位のワンタイムパスワード方式に加え、新しく認証値の一括設定やIPNによるローミングとWDSも実現し、大規模な無線ネットワークシステムの構築への対応を可能にいたしました。

(注意)IPN通信を行うためには、アクセスポイント本体のほかにIPN通信専用のクライアントアダプタ(USB、もしくはPCカードタイプ)が別途必要になります。
(※1)パケットとは、ネットワーク上で送受信される細かく分割されたデータ。ネットワーク上を流れるデータの「最小単位」。

■製品概要

◎製品名     IPN-W500AP

◎製品発売日   2008年11月25日(火)

◎希望小売価格  312,900円(税込)/298,000円(税抜)

◎主な新機能
・一括設定ツール
・IPNによるローミング
・IPNによるWDS

※主な新機能の詳細等につきましては下記ページを参照下さい。

▼ニュースリリース掲載ページ
http://www.trinity-ss.com/r/topics/index.cgi?mode=detail&num=36

▼コーポレートサイト
http://www.trinity-ss.com/

▼IPN専用サイト
http://IPN-LAN.com/


■「IPNテクノロジ」とは…(※2)
「IPNテクノロジ」を搭載した、T-SSの「IPN-Wシリーズ」は、アクセスポイントとクライアントアダプタ同士が一対一で相互に認証を行います。認証は通信パケットの送受信のタイミングでパスワードの自動更新とともに行われ、しかも、認証に使うパスワードは、AES128bitの暗号にも同時に利用されているため、暗号解読も事実上不可能となります。ハイレベルな無線LANセキュリティ環境を簡単に構築でき、これにより、RADIUSサーバの構築や認証局(CA)による電子証明書の発行・管理、専任の運用担当者がいなくても、EAP-TLSレベルと同等、もしくは、それ以上のセキュリティをあらゆるネットワークシステムに提供できる。無線LANセキュリティの不安を一挙に解消する次世代の無線LANアクセスポイントです。

(※2)「IPNテクノロジ」はソフトウェアとして提供可能ですので、様々な機器に組み込みが可能なワンタイムパスワードによる認証技術です。説明は、T-SS製の無線LANアクセスポイントに組み込んだ場合の説明です。



■IPN-W500APの特長

【一括設定ツール】
今回の新製品「IPN-W500シリーズ」は大企業(300人〜1,000人規模)向けに開発いたしました(現在発売中のモデル「IPN-W100シリーズ」は中小企業(20人〜300人規模)をターゲットにした仕様)。「IPNテクノロジ」のセキュリティ面における信頼性は現行のモデルでも十分にアピールできたのですが、300人を超える規模になるとアクセスポイントの台数は単純に計算しても約15台必要となります。1台に300人のクライアントの認証値を登録したのち、同様に14回の登録作業が必要となるため、この手間をもっと省いてほしい。という要望に応え、アクセスポイント本体の性能アップとともに新たに開発いたしました。一括設定ツールをインストールしたPCが一台あれば、16台(最大)のアクセスポイント本体の設定と、さらに、1,024人分(最大)のクライアントの認証値の登録を同時に行うことが可能となります。セキュリティ面において「IPNテクノロジ」に比類するものはなく、設定においてもこの一括設定ツールがあれば、無線LANの導入において躊躇するものは何もありません。

【IPNによるローミング】
アクセスポイント間をクライアントが移動するとき、IPN通信を行いながら、シームレスに切り替わることは「IPNテクノロジ」の特性から難しく、現行モデルのIPN-W100APでは自動的にプロファイルが切り替わることで対応をしていました(ただし、通信が途切れるのは数秒)。IPN-W500APではこの問題も根本的に解決し、IPN通信においてもシームレスなローミングを実現しました。さらに快適な無線LANの環境を提供することができるようになりました。

【IPNによるWDS】
せっかくIPN通信を行うのであれば、無線通信のすべてをIPN通信で行いたい。という要望にこたえ、WDS(Wireless Distribution System)にも「IPNテクノロジ」を採用いたしました。動的に変わり続けるワンタイムパスワードによる相互認証でアクセスポント間通信が実現すれば、有線の敷設が不可能なエリアに至るまで、セキュリティを確保することが可能となり、無線のメリットを最大限にご利用いただくことができます。WDSを使うことがセキュリティホールになるかも知れない。という心配をする必要はもうありません。

【内蔵無線LAN搭載PCへの対応】
「IPNテクノロジ」によるIPN通信を行うためには、IPN通信専用アダプタが必要です。これは、PCにインストールすることでPC自体を認証する役割を果たしており、セキュリティ強化には効果を発揮していましたが、運用面においては内蔵の無線LANでも「IPNテクノロジ」を利用したいという要望もありました。今回のIPN-W500シリーズからソフトウェアによるIPNクライアントの提供も随時開始いたします。これによって、大規模の導入時にネックとなっていた専用アダプタによる価格面の問題や運用面における問題も解決し、より多くの企業ニーズにこたえることが可能となります。MacOSへの対応も市場に投入する予定となっております(時期は未定)。


■お問い合わせ先
株式会社トリニティーセキュリティーシステムズ
IPNソリューションビジネス事業部
TEL:03-5835-0284 9:00〜17:00 (土・日・祝祭日を除く)

■ホームページURL
コーポレートサイト http://www.trinity-ss.com/
IPN専用サイト http://IPN-LAN.com/


*本文に記載されたすべてのブランド名とその商品名は、それぞれ帰属者の登録商標または商標です。


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  • IPN無線LANアクセスポイント「IPN-W500AP」

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