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中国向けSEO、翻訳者には出来ない売れるツボ

2009年07月28日 18時40分更新

文●通販旬報社

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 ネット通販サポートのSAVAWAY(本社:静岡県、川連一豊社長)は、中国語のECサイトに特化した専用のSEO(検索エンジン最適化)コンサルティング「中国語SEOサービス」を開始した。

SAVAWAY、中国独特の検索エンジン・ルールに最適化する「中国語SEOサービス」

SAVAWAY、中国独特の検索エンジン・ルールに最適化する「中国語SEOサービス」

 世界的なインターネットショッピングの需要増大にともない、中国においてもECサイトの利用ニーズが急拡大している。日本企業でも中国語のショッピングサイトを構築し、中国市場への進出を図る企業が相次いでいる。

 しかし、中国の検索エンジンには、文化的、言語的な特性などから、日本とは異なる独特の言い回しに基づいた検索ルールが存在しており、そのため、日本語で一般的と思われる表現をそのまま翻訳して重要キーワードに設定しただけでは、中国の消費者がショッピングを目的に検索しても、その商品が全くヒットされないという状況が頻出し、これが現在の中国向けECサイトビジネスにおける最大の課題となっていた。中国語の翻訳者は多数いるが、通常の翻訳レベルで表現してしまうと、検索エンジンに反映されないばかりか、結果的に高いコスト負担が必要になるケースもある。

 今回提供する「中国語SEOサービス」では、こうした「どうすれば中国の検索エンジンでヒットして、売上につながるのか?」といったニーズに応える分析とレポートのサービスを、1キーワードあたり5万円で提供する。

 具体的には、キーワードやリンクなどの内部対策、被リンクなど外部対策、および中国文化と日本文化の両方を理解したうえでの翻訳を含めた表現に関する総合的なコンサルティングを行う。

 顧客ターゲットは、すでに中国向けECサイトを運営している企業で、とくに中国最大手の検索エンジン「バイドゥ(百度)」や、「Yahoo! China」、「Google China」を対象としたキーワード対策を中心に、場合によっては中国での商品名の変更までをも含めたトータルな提案を行っていく予定。

 価格は、初期費用10万円、1キーワードあたりの料金が月額5万円。サイト内コンテンツの翻訳費用は別途。初年度に、50サイトからの受注を見込んでいる。

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