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まなめの「週刊Twitterなう!」 第3回

皆既日食と「ヒウィッヒヒー」で持ちきりの1週間

2009年07月29日 17時30分更新

文● まなめ

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「Twitter」、実は「ヒウィッヒヒー」(23日)

 おそらく今までのTwitterでここまで大きなブームが起こったことはないと言っていい。それほどまでに広まった「ヒウィッヒヒー」という言葉は、ある著名人のドジっ娘的な勘違いから始まった。

 彼女の名は広瀬香美(@kohmi)さん。自身が連載をしている毎日jpのページにあるTwitter投稿ボタンの「t」を「ヒ」と勘違いしたことをきっかけに、突然「決定!twitterの源氏名は、、、、、ヒウィッヒヒー に、決定!」と発言した。

「ヒウィッヒヒー」のきっかけとなった、毎日jpの「Twitter」投稿ボタン。確かに「ヒ」に見えなくもない

ヒウィッヒヒーが生まれた発言の流れ。「カタカナのヒって何?」という広瀬さんの発言に同意したユーザーとの会話が盛り上がり、そのまま「ヒウィッヒ族」という言葉も生まれた

 ここに彼女の親友である勝間和代さんが大爆笑したとコメント。そのユニークなネーミングと語感のおもしろさ、そして二人合わせて1万を超えるフォロワーから、瞬く間に「ヒウィッヒヒー」が伝播していった。

 その後も、Twitter初心者を「ヒウィッヒヒー初心者」、使い慣れた人を「ヒウィッヒ族」と呼んだりと「名言」を連発。「明日も、元気で、ヒウィッヒヒー!!!」も定番のあいさつになりつつある。以前にTwitterの発言をお気に入りに加えることを「ふぁぼりんこ」と言って話題になったこともあり、独特な広瀬ワールドが繰り広げられている。

 また「ヒウィッヒヒー効果」なのか、同日、彼女のベストアルバムがiTunes Storeで50位以内、JPOPチャートでも62位と大きく売り上げを伸ばした。多くの一般ユーザーと同じ目線で楽しんでいる姿に、共感と信頼と興味を持たれた結果ではないだろうか。

まなめ

1996年開設の老舗ニュースサイト「まなめはうす」、Twitterまとめブログ「さまざまなめりっと」管理人。本業はシステムエンジニアでもある。その経験を活かし、「笑ってダマされタメになる!きたみとまなめのIT用語集」(ITpro)も連載中。

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