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手ブレ補正機能を強化した「LUMIX」4機種登場

2009年07月28日 16時54分更新

文● ASCII.jp編集部

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パナソニックの直販サイト「LUMIX CLUB」でモニター販売される限定カラーモデル

パナソニックの直販サイト「LUMIX CLUB」でモニター販売される限定カラーモデル

 パナソニックから、新しい手ブレ補正機能を採用した4機種のデジカメが8月下旬に発売される。

 新しい手ブレ補正機能「POWER.O.I.S」は、ゆっくりした大きな揺れに対応するのが特徴。ジャイロセンサーの性能向上やソフトウェアの改良(位相特性改善フィルター追加)により、手ブレ検知精度を改善。夜景や室内など暗いシーンでもISO感度を上げることなく明るくブレのない写真が撮れる。

 また、新機種はオートフォーカスの速度が約0.3秒と高速化し、これは従来機種と比較して約2倍の速さだという。電源オンからの起動時間も約1秒前後で、従来機種から約1.3倍速くなったという。

 そのほか、顔認識であらかじめ登録した特定の人物を識別し、名前を表示する「個人認識」も強化された。従来は1画面上で1人だけしか識別できなかったが、新機種では最大3人まで識別できるようになっている。


薄型ボディの「FX60」と「ZX1」

LUMIX DMC-FX60

LUMIX DMC-FX60

DMC-ZX1

LUMIX DMC-ZX1

 広角25mmの光学5倍ズームを搭載する「LUMIX DMC-FX60」(予想実売価格3万8000円前後)と、同じく広角25mmの光学8倍ズームレンズを搭載する「LUMIX DMC-ZX1」(4万円前後)は、厚さ0.3mmという世界最薄の非球面ガラスレンズを採用。これによりFX60は幅97.2×奥行き19.4×高さ54.1mmと、20mmを切る薄型ボディとなっている。

 ZX1も光学8倍ズームレンズを内蔵しながら、本体サイズは幅97.8×奥行き26×高さ54.6mmの薄型ボディとなっている。


フラットボディの「FP8」

「LUMIX DMC-FP8」

「LUMIX DMC-FP8」

 レンズが飛び出さないフラットボディが特徴的な「LUMIX DMC-FP8」(予想実売価格3万5000円前後)は、広角28mmの光学4.6倍ズームレンズを搭載。約380枚の連続撮影が可能なスタミナバッテリーも特徴だ。


動画機能を強化した「FZ38」

「LUMIX DMC-FZ38」

「LUMIX DMC-FZ38」

広角27mmの光学18倍ズームレンズを搭載する「LUMIX DMC-FZ38」(予想実売価格5万5000円前後)は、「AVCHD Lite」(1280×720ドット、60フレーム)方式の動画撮影に対応。従来のMotionJPEG方式と比べて、約1/2のファイルサイズで記録できるようになった。

 動画撮影時に絞りやシャッタースピードを調整できる「クリエイティブ動画モード」の追加や、ステレオ音声(Dolby AC3)記録の実装など、動画機能が大きく進化している。

 そのほか、センサー有効画素などの仕様は以下のとおり。

機種名 DMC-FX60 DMC-ZX1 DMC-FP8 DMC-FZ38
有効画素数 1210万画素
光学ズーム 5倍 8倍 4.6倍 18倍
液晶モニター 2.7型(23万ドット)
バッテリー(連続撮影枚数) 360枚 330枚 380枚 470枚

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