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NTT-ATより提供のRADVISIONミドルウェアで、サンコミュニケーションズが3G携帯電話機を用いた映像監視システムを開発

2008年03月11日 15時00分更新

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NTT-ATより提供のRADVISIONミドルウェアで、サンコミュニケーションズが3G携帯電話機を用いた映像監視システムを開発

NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木 滋彦)は、サン電子株式会社(本社:愛知県江南市、代表取締役社長:鈴木 祥司 ジャスダック:6736)の子会社 株式会社サンコミュニケーションズ(本社:愛知県江南市、代表取締役社長:丹羽正義、以下サンコミュニケーションズ)に、RADVISIONの通信ミドルウェア「3G-324M*1ツールキット」(開発元:RADVISION Ltd. 本社:イスラエル・テルアビブ、CEO:Boaz Raviv、NASDAQ:RVSN)を提供しました。本ツールを元に、サンコミュニケーションズは、3G携帯電話を用いた機器組み込み用のモジュールとして、映像監視システム「AVモジュール」を開発しました。

今回、サンコミュニケーションズが、NTT-ATが販売する「3G-324Mツールキット」を採用した理由は、以下の点によるものです。
1. 既存のNTTドコモ、ソフトバンクモバイルの3G携帯電話機のテレビ電話と通信できること
2. APIが充実しており、複雑な制御が要求されるアプリケーションでも容易に開発できること
3. 3G-324Mプロトコルの標準化は引き続き進展しているが、3G-324Mツールキットも常に最新標準に対応しており、今後リリースされる3G携帯電話機テレビ電話との相互接続が見込めること
4. NTT-ATの技術サポートが充実しており、安心してアプリケーションが開発できること

「AVモジュール」は、サンコミュニケーションズにより、2008年1月30日より東京ビッグサイトで開催された日経BP社主催の「IT Pro EXPO 2008」に参考出品されました。「AVモジュール」の発売は3月下旬を予定しております。

■「3G-324Mツールキット」の主な特長
・標準準拠かつ国内・海外の3G携帯電話機テレビ電話との高い相互接続性
・コーデックに依存しないアーキテクチャ。AMR-WB、H.264も実装可能。
・WCDMAカード、ISDNカード、RS-232Cとインテグレーション可能
・データ通信用論理チャネルをサポート
・テレビ電話開始までの時間を大幅に短縮する標準プロトコルWNSRP*2、
MONA*3(H.324 Annex K)をサポート。

■「AVモジュール」の主な特長
・Rooster AV機能を機器組込み向けにカスタマイズ。
・名刺サイズの小型モジュール。
・SDK付評価ボード、開発環境も用意されている。

製品の詳細
http://www.suncomm.co.jp/avmodule/index.html

■価 格
プロジェクト内容・規模に応じて異なります。詳細は、お問い合わせください。

<NTTアドバンステクノロジについて>
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、1976年の設立以来、NTT研究所を中心としたNTTグループで開発された情報通信分野に関わる先進的な技術を、お客様のもとへ使いやすい形にして、お届けすることを使命としています。" Integrated-Value Provider "として、部品、材料から装置、さらにはコンサルティングからソリューション提供まで幅広い商品群を取り揃え、お客様の多岐に渡る経営課題の解決や様々なご要望に確実にお応えし続けます。

<サンコミュニケーションズについて>
1991年に設立した株式会社サンコミュニケーションズ(サン電子株式会社:ジャスダック 証券コード:6736の100% 子会社)は、ネットワーク通信機器関連ハードウェア・ソフトウェアの設計・開発を主に行っております。ルーターにモバイルデータ通信カードスロットを備えた自社商品「Roosterシリーズ」と、OEMにてLinuxBoxの開発・製造では実績があります。
尚、株式会社サンコミュニケーションズは平成20年4月1日付けで親会社であるサン電子株式会社と合併いたします。

<RADVISION Ltd.について>
1993年にイスラエルのテルアビブで設立。ITU(国際電気通信連合)のH.323プロトコル勧告制定に中心的な役割を果たすなど高度な技術力を誇る企業。世界で70%以上のシェアをもつH.323をはじめ、SIP、RTP/RTCP、NGN-SIP、SIPサーバ、3G-324M、MGCP、MEGACO/H.248、RTSP、H.323ゲートキーパ、Diameter、NATトラバーサル(STUN/ICE)など様々なプロトコルに対応する通信ミドルウェアとProLabテストツールの開発、サービスプロバイダ向けビデオサーバ(IVP)・3Gゲートウェイの開発、ならびにテレビ会議関連ハードウェア・ソフトウェア製品群を開発しています。NTT-ATは、RADVISIONの全製品を取り扱っており、特にソフトウェア製品については日本の総代理店として一元的に販売および技術サポートを行っています。


サン電子株式会社
本社〒483-8555 愛知県江南市古知野町朝日250
TEL:0587-55-2201(代) FAX:0587-55-3851
ホームページ:http://www.sun-denshi.co.jp

<本件のお問い合わせ先>
■NTTアドバンステクノロジ株式会社
コミュニケーションシステム事業本部
ユビキタスコミュニケーションシステム事業ユニット
VOCALNET事業部門 担当:宗里、栗木、庄司、清野
TEL:03-5956-9052 FAX:03-5956-9058
E-mail:vocalnet-ip@ntt-at.co.jp

■株式会社サンコミュニケーションズ
マーケティング部 森田友美
TEL:0587-55-7750(代)
E-mail: sales@suncomm.co.jp

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