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基礎からの「PHSメール」機能──絵文字編

2009年08月01日 10時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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ケータイにとって、音声通話と並んで活用されているのがメール機能だ。今回、売れ筋のケータイ端末である「HONEY BEE 2」を利用して、昨今のメール機能をチェックしてみた。

今回から何回かに分けて、ウィルコムのメール機能を見ていく。写真はHONEY BEEとその兄貴分となるBAUM

非同期通信であることの利便性

 ケータイの機能としてまず思い浮かぶのは音声通話だが、それと同等、いや人によってはそれ以上に活用されているのがメール機能ではないだろうか。そこで今回は、ウィルコムの音声端末の売れ筋である「HONEY BEE 2(WX331KC)」を利用して、イマドキのウィルコム端末のメール機能を徹底チェックした。

ウィルコムのストレート型音声端末「HONEY BEE 2。ホワイトやピンク、グリーン、ブルーなど6色のカラーバリエーションが用意されている

 さて、メールが便利なのは何と言っても非同期通信であるということ。同期通信である音声通話の場合、どれだけ伝えたいことがあっても、相手が忙しかったりして着信できなければ何も伝えられないわけだ。

 しかしメールであれば話は別。伝えたい内容を書いたメールを送信すれば、相手が電源を切っていない限り必ず相手に送り届けられる。受け取った相手は、空いている時間を見計らってメールを確認し、必要であれば返信するということが可能である。このように、相手の時間を拘束せずに意思疎通ができるのが、非同期通信であるメールの大きなメリットというわけだ。

 さらにケータイであれば、パソコン上で使う通常のインターネットメールのように、場所に制約されることがないのもポイントだ。ケータイさえ持ち歩いていればどこにいても受け取れるため、非同期通信でありながら素早い意思疎通を可能にしてくれる。そういった意味では、非同期通信と同期通信の双方のメリットを持った、非常に都合がいい通信手段だと言えるだろう。

 そこで、最近のウィルコムのケータイ端末におけるメール機能はどうなっているのか、基本的な使い勝手から便利な使い方まで前後編に分けて紹介していきたい。


ラメ入り端末に搭載された堅実なメール機能

 まずは今回テストで使用した「HONEY BEE 2」について、簡単に紹介しておこう。この端末は昨今珍しいストレート端末で、薄い上にコンパクトであることが外観上のポイントだ。さらに液晶周りのフレームにラメ加工まで施されている。また前モデル(HONEY BEE)にはなかったカメラ機能(31万画素)を搭載し、気軽に写真を撮ってブログに公開するといった使い方ができるようになるなど、さまざまな点で機能強化が施されている。

 HONEY BEE 2でメール機能を利用するには、十字キーの左下にあるメールボタンを押せばよい。これでメールメニューが表示されるので、ここから受信したメールを閲覧したり、新規にメールを作成して送信するといったことを行っていく。

メールメニューの画面。当然各コマンドには数字キーのショートカットが割り当てられているので、わざわざ十字キーを操作することなくダイレクトに目的の操作を実行可能
「受信BOX」を開いたところ。8つのフォルダが用意されており、それぞれにメールを分類することができる。

 受信したメールは「受信BOX」に保存される。この中にはメインのフォルダのほか、ユーザーが独自にフォルダ名をカスタマイズできる「ユーザ受信BOX」が計8個用意されているので、送信者や内容に応じてフォルダを使った分類が可能だ。もちろんフォルダ名は好きな名前にカスタマイズできるほか、送信者のメールアドレスを使った自動振り分けにも対応している。


絵文字やデコレーションの他キャリアとの互換性は?

 新規メールの作成画面は至ってシンプル。基本的には宛先メールアドレスとタイトル(サブジェクト)を指定し、本文に文字を入力して「送信」を押せばよい。なおファイルを添付することも可能で、データフォルダ内に保存されているカメラ機能で撮影した画像などを送信できる。

ケータイとしては至って一般的なメール作成画面。「To」に複数のアドレスを入力したり、「Cc」や「Bcc」を使ったりすることも当然できる

 さて、ケータイならではのメールの楽しみとして、絵文字や文字装飾(デコレーション)が挙げられる。単調かつ冷たい印象になりがちなメールだが、これらの機能を使えばメールをグッと華やかなものにできるので重宝している人も多いはず。

 さて、まず絵文字はウィルコム独自の「絵文字」と、ケータイサイトなどでも一般的に利用されている「Web入力用絵文字」の2つの種類がある。それぞれの絵の数は、絵文字で163種類、Web入力用絵文字は252種類と非常に多い。

 ここで気になるのは他のキャリアに送信した場合にどうなるのかだろう。今回NTTドコモのある端末でテストを行った。具体的にはウィルコム独自の絵文字とWeb入力用絵文字のそれぞれで、ランダムに10個の絵文字を使ってHONEY BEE 2からNTTドコモの端末に送信するという内容。結果は以下のとおり。

左側がウィルコムのHONEY BEE 2で送信したメールの内容で、右側はNTTドコモの端末で受信したところ。Web入力用絵文字に関しては、ほぼ問題なく再現されている。一方、ウィルコム独自の絵文字に関しては、象の絵文字が「[ゾウ]」と単なる文字に変換されている一方、一部の絵文字はWeb入力用絵文字に置き換えられて表示されている。

 続けて、NTTドコモの端末からHONEY BEE 2に絵文字を送信した。

左側がNTTドコモの端末で作成したメールの内容で、右側はHONEY BEE 2で受信したところ。先ほどのテストと同じように、ランダムに選択した10種類の絵文字を送信した。こちらはすべて正しく再現されている。

 この絵文字に加えて、昨今のケータイメールを彩っているものとして文字装飾が挙げられる。色を変えたり文字をスライドさせたりと色々な遊び方があり、工夫次第でかなり愉快なメールを作成可能だ。HONEY BEE 2に搭載されている文字装飾の種類は「文字の色の変更」「文字サイズの変更」「画像を挿入」「文字を点滅」など9種類。また文字色を変えつつ点滅させるといった複合技にも対応する。

 先ほどと同じようにHONEY BEE 2を使ってデコレーションメールを作成し、NTTドコモの端末に送信してみたところ問題なく再現されていた。文字のテロップ表示、スイング表示において若干スピードの違いを感じるが、大きな問題とはならないだろう。

HONEY BEE 2で作成した文字装飾(デコレーション)付きのメール(左)を、NTTドコモの端末で受信した(右)。ほぼ問題なく再現されており、実用上問題なさそうな印象である。

メール無料の「新ウィルコム定額プラン」がオススメ

 またHONEY BEE 2では、そのほかの多くのウィルコム端末と同様に、通常のメールに加えて「ライトメール」と呼ばれる機能も搭載されている。これはサーバを介さずに、ケータイ同士で直接メールを送受信する簡易メールサービスと言えるもの。送受信はウィルコムの端末同士で、さらに全角45文字までと制限はあるが、メールアドレスを知らなくても電話番号さえ知っていれば送信することができるのが嬉しい。

ライトメールの新規作成画面。ウィルコム同士であれば、電話番号さえ知っていれば気軽にライトメールで連絡ができる

 またケータイと言えばまず悩むのが料金プランだが、メール中心で通話やネットも使いたい、というのであればオススメは「新ウィルコム定額プラン」だ。ウィルコムや他社PHS電話への通話、さらにはメールやライトメールも無料となっている。ケータイメールライフを快適に過ごすにはぴったりのプランと言えるだろう。

 ただ、ウィルコムのケータイ端末のメール機能はまだまだ数多く用意されている。次回は、ウィルコムならではのメール機能や使いこなし術に迫りたい。

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