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物欲AVコモノ道 第15回

我が家に液晶テレビ「REGZA」がやってきた! 

2009年07月24日 16時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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家の事情で絞られるラインナップ

 一口にREGZAといっても製品ラインナップは豊富である。ZX8000/ZH8000/Z8000/FH7000/H8000/C8000/A8000シリーズの7ラインナップがあり、さらにそれぞれに複数の画面サイズが用意されている。

REGZAのラインナップはいっぱいある。大いに迷いたいところだが自宅の事情を考えると選択肢は絞られる

REGZAのラインナップはいっぱいある。大いに迷いたいところだが自宅の事情を考えると選択肢は絞られる

 ただ、我が家のリビング事情を考えると画面サイズは限られてくる。テレビと視聴位置までの距離はおおよそ1.5~1.8m程度であり、あまりに大きいとむしろ見づらい。また、バラエティ番組は大好きだが、お笑い芸人の顔を大画面で見ようとは思わないのである。REGZAのサイトでも、この視聴距離であれば32V型がベストではないかということであった。

REGZAが設置された我が家のリビング。子どもの座る位置がテレビからちょうど1.8m程度だったため、ちょうどよいサイズである32V型に決定

REGZAが設置された我が家のリビング。子どもの座る位置がテレビからちょうど1.8m程度だったため、ちょうどよいサイズである32V型に決定

 REGZAのラインナップを見てみると、32V型が用意されているのはHとC、そしてAシリーズである。HDD搭載でしかも2番組同時録画が可能なZHシリーズに惹かれていたのだが、残念ながら最小サイズが47V型ということで、十分な視聴距離が確保できない(さらにそもそも高い)。そこで、32V型があってなおかつHDD搭載で録画可能な「H8000」シリーズをチョイスした。ちなみに購入価格は10万円ちょっと。1インチ1万円と言っていた時代が嘘のようである。


ケーブルテレビチューナーの接続に思わぬ落とし穴が!?

REGZAの背面。ここにDVDレコーダーとケーブルテレビチューナーをつないでいる。ケーブルテレビチューナーはD端子というのが何とも残念

REGZAの背面。ここにDVDレコーダーとケーブルテレビチューナーをつないでいる。ケーブルテレビチューナーはD端子というのが何とも残念

 テレビが届いたら、早速セッティングである。昔ならアンテナをつないで終わりだったが、今ではDVDレコーダやゲームなど、さまざまな機器を接続しなければならない。これまでのブラウン管テレビにつながっていた機器は、ケーブルテレビのチューナー、ゲーム機(Wii)、そしてDVDレコーダで、いずれもRCA端子で接続していた。これをすべてREGZA H8000に差し替えるわけである。

 REGZA H8000は4つのHDMI入力端子が用意されているので、すべてHDMIに切り替えられると喜んでいたのだが、そうはうまくいかなかった。まずケーブルテレビのチューナーはD端子こそあるもののHDMI出力端子がない。BSデジタルがようやくキレイな映像で見られると思っていただけに、これはかなり残念な仕様である。

 さらにWiiもRCA端子を使う通常のAVケーブルやコンポーネントAVケーブル、S端子ケーブル、D端子ケーブルは用意されているが、HDMIケーブルはなかった。

REGZA H8000は、背面に加え右側面にも入力端子がある。我が家はテレビの左端にWiiを設置しているので、テレビの背面を経由してAVケーブルを接続

REGZA H8000は、背面に加え右側面にも入力端子がある。我が家はテレビの左端にWiiを設置しているので、テレビの背面を経由してAVケーブルを接続

 ただ、そもそもWiiの解像度は最大でも480pであり、HDMIの必要性をそれほど感じるわけでもないので、素直にこれまでどおりAVケーブルで接続する。ただ、画面が大きくなった分、ブラウン管テレビでプレイしていたときよりも「もやっと」感がある。少しでもクリアになるように、S端子ケーブルでの接続を検討しているところである。

 DVDレコーダーはさすがにHDMI出力端子があり、ここでようやくREGZA H8000のHDMI入力端子を利用できた。実際に撮りためた番組を再生すると、その解像感はさすがにブラウン管テレビの比ではなく、地デジ番組を録画したメリットをようやく実感した次第である。

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