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ワイヤレスジャパン 2009レポート第2回

振ったり、覗き込んだり……、ドコモが考える次世代UIとは?

2009年07月23日 09時00分更新

文● 行正和義

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 22日から東京ビックサイトで開催中の「ワイヤレスジャパン 2009」。各社のブースを中心に見どころを紹介しよう。

ドコモブース

 最新モデルや参考出品の展示などが目白押しという印象のワイヤレスジャパンだが、出展社の中でも大きなブースを構えたドコモは、発売されたばかりの夏モデルを中心に据えつつ、技術展示も交えた意欲的な内容になっている。

ブース正面にはドコモ動画や最新端末の展示が

 特に将来のケータイ環境がどのようなものになるかを見据えたR&Dにも力を入れている点は、さすがはドコモというべきだろう。


Androidでのぞく「もう一つの世界」

 ひときわ注目を集めていたのが、拡張現実系アプリ「直感検索・ナビ」。Android端末「HT-03A」上で動作するソフトウェアで、カメラ機能を通じて見た目の前の風景の中に店舗やランドマークの情報が重ね合わされる。これらの情報は、GPSや地磁気センサーと連動しているため、端末の向きを変えればそれに伴って情報の見え方が変わる。進行方向や仰角によってリアルタイムに変化するその姿は、モバイルにおける次世代の情報ブラウジングのありかたを感じさせる。

直感検索・ナビ。内蔵カメラで捉えた風景の上に、さまざまな情報を重ね合わせて表示し、ナビゲーションやコミュニケーションに役立てようという試みだ。右の写真は近くの飲食店までナビしているところ
端末の向きも認識しており、写真のように水平に構えると地図が開く。紙の地図を開くという動作を模しているという

 また、単に3Dの地図上にランドマークの情報が出るだけではなく、コミュニケーションツールとしての側面も加味されている。例えば、自分の友人がどの方向にいるのかを視覚的に把握できる「友達レーダー」、自分の今いる位置に仮想的なメモを付けられる「投げメール」という独特な機能も用意している。

投げメール機能。テキストを打ち込んで待機状態にすると、左の写真のような画面が出る。この状態で端末を少し大きめに振ると……
自分が今いる場所に紐付けたメモを置くことができるほかの人が投げたメールは写真のように封筒のアイコンで分かる

 拡張現実による情報の表示/取得はそれだけでも面白いが、携帯電話は本来、人と人とのコミュニケーションツールである。奇抜な情報提供手段としてだけではなく、技術として拡張現実をいかに活かすかが今後のポイントになりそうだ。これらアプリは22日から試用可能となる(GPSおよび姿勢センサーの搭載しているモデル、関連サイト)。

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