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ペンタックスの小型高級デジタル一眼を試す

従来機から格段に進化した! 待望の「K-7」

2009年07月24日 12時00分更新

文● 小林伸

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画像処理エンジンの進化

 撮像素子は有効画素数約1460万画素でK20Dと同等であるが、画像処理エンジンは「PRIMEII」へと進化している。画像処理スピードが高速化されたおかげか連写速度も5.2コマ/秒(連続Hi)と同社最速。連続撮影枚数も約40コマ(JPEG記録)へと増加し、連続Lo撮影時にはカード容量まで止まることがない。

 処理スピードだけではなく高感度時のノイズの出方も以前とは違う。ノイズリダクションをかけない状態でも色ノイズなどの見え方に嫌味はない。ノイズリダクションはデフォルトで「中」のレベルになっている。しかし個人的には、若干ノイズは目立っていても、「弱」もしくは「オフ」の時のシャープな画像のほうが好みだ。


ISO感度による画質の違い 日中編

ISO 100(D-Rangeハイライト補正OFF、D-Rangeシャドー補正OFF)

ISO 100

ISO200(D-Rangeハイライト補正OFF、D-Rangeシャドー補正OFF)

ISO 200

ISO 400(D-Rangeハイライト補正OFF、D-Rangeシャドー補正OFF)

ISO 400

ISO800(D-Rangeハイライト補正OFF、D-Rangeシャドー補正OFF)

ISO 800

ISO 100(D-Rangeハイライト補正OFF、D-Rangeシャドー補正OFF)

ISO 1600

ISO200(D-Rangeハイライト補正OFF、D-Rangeシャドー補正OFF)

ISO 3200

ISO 6400(高感度ノイズリダクションOFF)

ISO 6400(高感度ノイズリダクションOFF)

ISO 6400(高感度ノイズリダクション弱)

ISO 6400(高感度ノイズリダクション弱)

ISO 6400(高感度ノイズリダクション中)

ISO 6400(高感度ノイズリダクション中)

ISO 6400(高感度ノイズリダクション強)

ISO 6400(高感度ノイズリダクション強)


D-Rangeハイライト補正とD-Rangeシャドー補正の効果

ISO 200(D-Rangeハイライト補正ON、D-Rangeシャドー補正OFF)

ISO 200(D-Rangeハイライト補正ON、D-Rangeシャドー補正OFF)

ISO 200(D-Rangeハイライト補正ON、D-Rangeシャドー補正弱)

ISO 200(D-Rangeハイライト補正ON、D-Rangeシャドー補正弱)

ISO 200(D-Rangeハイライト補正ON、D-Rangeシャドー補正中)

ISO 200(D-Rangeハイライト補正ON、D-Rangeシャドー補正中)

ISO 200(D-Rangeハイライト補正ON、D-Rangeシャドー補正強)

ISO 200(D-Rangeハイライト補正ON、D-Rangeシャドー補正強)

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