
AQUOS SHOT SoftBank 933SH
「SoftBank 933SH」は5月に発表会があった(関連記事)ソフトバンクの2009年夏モデルの中で、未発売のモデルを含めても、もっとも高機能なハイエンド端末である。
934SH/935SH/936SHと異なり、防水にこそ非対応だが、タッチ操作対応の3.3インチフルワイドVGA(854×480ドット)液晶や、最大10MBの高画質コンテンツをダウンロードして視聴できる“ハイスペック動画”機能、GPSなど、ほぼすべての機能やサービスに対応している。
最大の注目は「AQUOS SHOT」のキャッチフレーズからもわかるように、国内最高クラスの1000万画素のカメラ機能。スペック的にはケータイカメラとしてもはや無敵と言える。今回は筆者が普段から活用しているリコーのコンパクトデジタルカメラ「Caplio R7」(以下R7。815万画素CCD搭載、2007年9月発売)と撮り比べて933SHの実力を検証してみた。
●コンデジのように横向きに構えて撮影できる
レンズは底面にあり、横向きに構えて撮影。シャッターとズームボタンは右側面中央部分に配置され、押し込みによる手ブレが起きにくい。レンズカバーはないが、モバイルライトより明るい高輝度LEDフラッシュを搭載する。
オートフォーカス対応なのでピント合わせは自動だが、メインディスプレイの画面上にある被写体にタッチしてフォーカスロックすることも可能。シャッターは、画面上のアイコンタッチでも押せるので本体を持ち替えずに撮影できる。
●メモリカードはmicroSDHCに対応
メモリカードスロットは左側面にあり、カードの出し入れがしやすい。microSDは最大2GBまで、microSDHCなら最大16GBまでのメモリーカードに対応する。
