とにかく気に入るデザインを選ぶべし!
今回取り上げた3機種の低価格デカノートだが、CPU性能は似たようなもので、グラフィックスも独立GPU搭載と、スペック的には大きく変わらない。特に突出した機能もないので、優劣はつけにくい。
価格順に並べると、Studio 17(8万9800円から)、D900B(10万9830円から)、dv7(11万9700円から)となる。最安値と最高値の価格差はおよそ3万円だ。
ディスプレーで比べると、ほかの2機種がフルHDではないのに対して、18.4型でフルHD液晶ディスプレーを備えるD900Bが頭ひとつ抜け出ている。一方、光学ドライブでは、唯一BDドライブを標準搭載するのはdv7である。という具合に、それぞれ何とも妥当なバランスの3製品なのである。まずはこの「価格」「ディスプレー」「BDドライブ搭載」という点で、どれを選ぶか検討するのがよかろう。
「機能面ではどれも優劣つけがたい」という場合は、もう一点検討ポイントがある。低価格モデルであることを意識してか、それぞれが外見に工夫を懲らしている点に注目してほしい。
例えばdv7は、ツヤときらめきのある繊細なデザインが、Studio 17は、8色8デザインの豊富なデザインが、そしてD900Bはシリンダー型ヒンジをアクセントにした薄型のデザインがそれぞれ施されている。
デザインの好みは人それぞれで、どれが優れているとは一概に言えないが、ここで取り上げた3機種はそれぞれで個性的な魅力あふれるデザインを押し出している。低価格デカノートを選ぶ際には、この「デザイン」点を加味してほしい。
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