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大きな画面ででっかく楽しむ!魅惑のデカノート特集 第3回

Blu-rayもこってり楽しめる「AVデカノート」

2009年07月23日 12時00分更新

文● 二瓶 朗

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おススメAVデカノートはこれだ!

 紹介してきたAVデカノートは、それぞれに異なる個性がある製品だということは理解していただけたと思う。それでは、このカテゴリーの製品を狙うのであれば、どの製品をチョイスすべきだろうか。

 まず、紹介した3機種の中で、もっとも異彩を放っていたソニーのAW72JBは、文句なくデジタル一眼レフカメラユーザーに適した製品だ。Adobe RGBのカラーマッチングに対応し、18型を超えるような液晶ディスプレーは単体でも非常に高価だ。その点このVGN-AW72JBであれば、標準でその機能を搭載している。しかもデフォルトで写真に適した色設定が使われているのだから、利用しない手はない。高い基本性能と800GBのHDD容量に、RAW現像や画像処理を高速で処理する64bit対応アプリケーションまでそろっている。

 ただし、実売価格は30万円前後と高価なので、デジイチのヘビーユーザーには文句なくお勧めだが、それ以外のユーザーには割高である点は否めない。


AVコンテンツへの傾倒度合いで Aspire 8935GかLL750/TGが分かれる

AV機能が非常に充実した「Aspire 8935G」

AV機能が非常に充実した「Aspire 8935G」。AVを満喫するならコレが一番

 Aspire 8935Gは、ここで紹介した3製品の中ではもっともAV機能が充実している。「画質にも音質にもこだわりつつ、Blu-rayコンテンツをガンガン観たい」というなら、今回の3機種の中で最もお勧めできる。

 一方で、LL750/TGは、決して豊富なAV機能を有するわけでもないし、液晶ディスプレーサイズもほかの2機種より小さい。しかし、大きめノートパソコンとしての十分な機能と使い勝手のよさ、洒落たデザインなど、いくつもの好要因がからみ、非常に魅力的な製品に仕上がっている。

 日常的なパソコン使用にプラスして、「せっかくだからBlu-rayコンテンツも観ようか」というユーザーであれば、LaVie L LL750/TGを選ぶのもいいだろう。

 実売価格の面でも、Aspire 8935Gは実売価格22万円前後なのに対して、LL750/TGが実売価格15万円前後とかなり開きがある。AV鑑賞にどれほどの熱意を込められるか、その意欲をよく計って選択することをお勧めする。

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